3184.~ふと、考える~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「父の日の工作」(6月22日)~
おはようございます。東中野教室の北本です。
父の日の工作の時のことです。「お父さんの好きなものは…?」と尋ねると、
・頭を傾げ、一生懸命に考えています。「そう言えば考えたことない ‼」
「何だったっけ…?」「じゃあ ○○ちゃんの好きなものお父さんに教えちゃおう!」
すると目をキラキラさせながらたくさんの絵で紙面が埋まる生徒さん。
・「お父さんのことあまり知らないや」、お父さんへの関心の低さに気づく生徒さん。
・「ビール描く ‼」即答の生徒も…。「お父さん、ビール好きなの?」と尋ねると「大人は好きにきまっているでしょう ‼」。そしてビールを描くのかと思いきや、透明ビニールの小物入れをビールが入っているグラスに見立て、彩色し制 作しました。発想の豊かさに出会えた瞬間でした。
◇ワンポイント・メッセージ◇
父の日は、当たり前のように過ぎていく日々の中で、ふとお父さんのことを考える日でもありますね。工作の題材を決める際に、「お父さんの好きなものは?」と尋ねるというアプローチはとても良かったと思います。日頃のお父さんを思い浮かべ、改めてお父さんのことを考えるきっかけとなりました。相手のこと、相手の気持ちを考える、これはコミュニケーションにおいてとても大切な要素ですね。父の日、母の日、敬老の日、誰々のお誕生日、その度にそれぞれの人の好きなものを考えてみましょうか…。