3145.~時間の習慣づけ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「時間を意識する」(5月8日)~
おはようございます。相模原教室の北村です。
絵画展の絵を作成していた時のことです。
“時間を区切る”“時間を意識する”。この二つの大切さと効果を実感することがありました。
6年生のNくんが絵の仕上げをする日、
「今日はあと3か所を描いて、完成させるよ!」 と、伝えてきました。
「わかったよ。では、今日は絵にかけられる時間は20分だよ。」
「あと残り時間半分だよ。絵も順調に進んでいるからこのペースで大丈夫だよ。」
残り時間がわかることで、落ち着いて丁寧に取り組めているようでした。
今回の20分で、短い時間でも集中することで目標を達成できること、
決められた時間を意識して問題に取り組むことの大切さを実感することができました。
時間を意識することは、今後の受験や社会生活にも必要になってきます。
今後も時間を役立てた授業作りに取り組んでいきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Nくん、すばらしい気づきと体験でしたね。「今日はあと3か所を描いて、完成させるよ!」というNくん自身の提案からして、そもそも絵の制作自体が計画的に進められていたことが分かります。納期の中での日程や時間の意識、何かをやり遂げるためには不可欠な要素です。私たちは時間の中で生活しているのですから、時間を意識する習慣をつけることはとても大切なことです。時間の習慣づけを成功させるためには、時間を気にして急かすのではなく、日々穏やかな時間を過ごさせることです、ここがポイントです。そこを誤ると、逆効果になってしまいます。