3985.~足し算引き算、指を使って~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「1年を経て」(1月25日)
こんにちは。越谷教室の森田です。
ちょうど1年程前のこの時期に、真面目にコツコツ努力するYさんが
指で足し算が出来るようになったことをこのブログで報告致しました。
そのYさんは、今では指も使わずに足し算が出来るようになりました。
大きい数に小さい数を足すというやり方で、今では暗算でスラスラとあっという間に和が10以内の足し算ができます。
そんなYさんは、パソコンを使って少しずつ、コミュニケーションも取れるようになってきました。
また、自分の意思表示は言葉と動作で伝えられるようになりました。
これから始まる1年間でYさんがまた来年の今頃どれくらい成長しているのか?
とても楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ
指を使った足し算から、この1年で暗算へ。Yさん、着々と学習を進めていますね。教室では、足し算や引き算で指を使うことを推奨しています。指は最も身近な道具ですし、5本ずつであることも五二進数である数の仕組みからするととても好都合です。指が必要な段階では存分に指を使い、指を使わなくてもできるようになったら自然に暗算に移行していく。そうやって学習していけば、数を具体的にイメージする力も身に付いていきます。しかも、学習に対する安心感を育むこともできます。その証拠に、Yさんは足し算だけでなくコミュニケーション力もアップしてこられましたね。