4223.~講師の工夫で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「積み木を積む」(10月31日)
おはようございます。越谷教室の菊地です。
8月よりご入会されたNくん。
2才の笑顔が素敵な男の子です。
いつも教室に入るときには、必ず笑いながら入ってきます。
ある日、お母さまより、
「積み木が積めるようになってほしい」というお話をいただきました。
本人にとって家にある積み木とは、投げるか口に入れるかだそうです。
遊んで学ぶ幅を広げたい…というご希望でした。
そこで次回の授業時、積み木がちょうど入るような筒を作りました。
初めは平皿の上に積み木を置く→縁があるさらに入れる→大きな筒に入れる→細い筒に入れる…と順番にスモールステップで課題を設定していきます。
最後の細い筒は、わざと最後の積み木の1つは上に自力で置くような長さで制作しました。
結果はうまくのせられて、筒を外して、
「ほら、上手にのせられましたね」と一緒にできた喜びを共有しました。
今は筒の長さを短くして、3つまでは自力で上にのせられるようになりました
◇ワンポイント・メッセージ
Nくんの積み木課題、講師の工夫が大成功でしたね!発達課題においても、教科学習課題においても、一つひとつの課題において、講師としてこうありたいですね。