4344.~造形リトミックで基礎学習を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「就学前に」(3月19日)
おはようございます。相模原教室の須藤です。
Kさんは、5才の年中さんです。
講師と初めて会った時は、恥ずかしがってお母さまの後にかくれたり、
話しかけてもはにかんだりという様子でした。
担当して、1カ月ほど経ちました。
1から20まで数えることを練習しています。
初めは小さな声でしたが、だんだんと声が大きくなり、発音も少しずつしっかりとしてきました。
最近は、ブロックや小さなりんごの模型を机の上に出すと、自分から「いーち、にーい、さーん・・・」と楽しそうに数えます。
工作では、画用紙をハサミで切ったりのりで貼ったりして、『鬼のお面』や『白鳥』を作りました。
Kさんはハサミで切るのが上手なのでスイスイと切ることができ、あっという間に出来上がりました。
「出来上がった作品を使って家で遊んでいます」とお母さまがおっしゃっていました。
お会いするごとに成長が感じられるKさん、これからも成長が楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ
Kさんの授業は、造形リトミックをベースに数・文字・言葉の学習プログラムが組み込まれています。一つひとつのプログラムを連動させながら、授業はひとつの流れのように進められていきます。造形リトミックのサブメソッドである創造造形(画用紙工作)は、数や文字の学習につながる認知、巧緻性の育成をプログラムの目的としています。それらを楽しみながら学習できているKさん、いよいよ年長さんですね。就学までの1年間、有効に取り組んでいきましょう。