99.2008年冬休み(3)
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
造形リトミック教育研究所
*楽しいからのパートナー
*新しく知るからのパートナー
*ちょっと簡単からのパートナー
冬休みには、独自のいろいろなチャンスがあります。
・いろいろな行事を楽しむチャンス
・日本の伝統に触れるチャンス
・いろいろな人と交流する
・お年玉、お金に触れるチャンス
・3学期に向けて、準備をするチャンス
それぞれについて日を追って考えていきたいと思います。今日はその3回目。
(3)「いろいろな人と交流しましょう」(つづき)
交流の前にはお子さんに予告をし、会う人の情報を伝えておきましょう、と昨日はそこまでお話しました。では実際の交流の場ではどうしたら良いのでしょうか。
1)まさにご挨拶代わりのものとして、お子さんが渡せるようなおみやげを用意しておきましょう。会う方の情報を与えたら、それに見合うおみやげをお子さんと一緒に用意しましょう。ハンカチでも、チョコレートでも、お子さんが用意できるような小物でいいのです。そのお買い物も、いっしょに楽しめるといいですね。
2)会ったときに何てご挨拶したらよいのか、「せりふ」を予め教えておいてあげましょう。日ごろ聞きなれていることならば予想がついても、年に何回と言うことであるとどうしていいのか分からず、間が持てずに不安になります。このように折に触れ、その場面での物の言い方を教えてあげると、やがてはその蓄積ができ、応用も利くようになります。
3)およその訪問時間(何時まで)を教えておきましょう。滞在がいつまで続くのか分からないことは、お子さんを不安にします。大人同士の話の間、間が持てるように何かお子さんができるものを用意しましょう。何れにしても長時間の滞在は避けた方がよいでしょう。
4)訪問先、または来客の前で、お子さんを叱ったりけなすことはやめましょう。むしろ、ほめましょう。
5)来客がある場合は、もてなし方を教え、何をしたら良いのか予め役割を定めておきましょう。
・スリッパを出す。
・コートを受けとる。
・おしぼりを配る。
・お茶を出す。
・お菓子を運ぶ。
※失敗のないお手伝いをお子さんに合わせて選びましょう。
ご挨拶と簡単なもてなしができたら、お子さんは自由にさせてあげましょう。
では、楽しい交流を。
造形リトミック教育研究所
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