3860.~新たな面を知る~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「みにくいアヒルの子、英語で読む」(9月3日)
おはようございます。武蔵境教室の小泉です。
高2のN君と、アンデルセンの「みにくいアヒルの子」を英語で読んでいます。
動詞の過去形は現在形を思い出し、代名詞は何を指しているか確認しながら意味をとっています。
あらすじを知っているので、あまり戸惑うことなく読み進めています。
先日‘leave him’ というフレーズが出てきました。
「これは、放っておく という意味ですね」と講師が言うと、N君は、
「彼に構わないで」と訳しました。
とてもこなれた日本語に置き換え感心しました。
普段から小説を読み、いろいろ考えて自分の意見も持っているN君の力を再確認しました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
英語で「みにくいアヒルの子」を読んでいるとは、すごいですね。その上に、すばらしい和訳力。「放っておく」に比べて、「構わないで」には「そうっとしておく」という優しさも加わりますね。N君には、こんな力があったのですね。また、普段から小説を読んでいるとのこと。生徒さんの見えていなかった面を知ることで、将来への指針も変化してきます。嬉しい気づきです。