Joyeux Balletからのお知らせ

レッスンスケジュールのお知らせとバレエ上達のヒントなど


Port de bras

2020-06-26 16:21:00 | Weblog
腕の運びを表すバレエ用語ですが、頭部の動きや目線、上半身の動きが含まれる場合があります。
バレエって一見足または脚の動きを重要視しているように感じるかもしれませんが、上半身も下半身もどちらも重要です。








バーレッスンの最初pliéからport de brasが出てくることがほとんどですが
port de brasの前に習うのは何でしょう?
それは

腕のポジション


呼び名はいろいろあります。

En Bar=準備のポジション=1番=Bras bas
En avant=1番=2番=1番
En haut=3番=3番=5番
a la seconde=2番=7番=2番

よく聞くのは左端のアンバー、アン・ナヴァン、アン・オー、ア・ラ・スゴンド
でしょうか?
バレエ用語は覚えにくいけれど
番号で表すものが多いので(足のポジションとか方向)左端の言葉を使うことが増えているかもしれません。
こんなにあって
どれで覚えたらいいの?と、なりそうですが
あちこちでレッスンしたいならザックリ全部覚えていたほうがいいし
決まったお教室、決まった先生にしか習う予定がないなら、そこの流儀で覚えるのがいいでしょう。






質問:
バーでpliéのときに出てくるport de brasは上半身を前後に曲げる動きを伴います。
前へのport de brasのとき
腹筋、大腰筋、腸腰筋にすごくがんばってもらわなくてはなりません。
それはなぜでしょう?







答え:
お尻を後ろへ引いてはならないから
です!
上半身を前に倒しながら何も考えずに、ヒョイっとお尻を後ろに引いてレッスンしているかもと、心当たりがある方はワガノワ バレエ学校やモスクワバレエアカデミー(ボリショイバレエ学校)のレッスン動画を見てみてください
ちゃんとやれば腹筋、大腰筋、腸腰筋がかなりキツいけど鍛えられますよ







参考動画





私のクラスのメンバーではJAZZダンスを並行して習っている方々が、よく鍛えられていました。
flat backの際、お尻を引いてはいけないそうです。







キツいから正解ということはありませんが、ラクをしてばかりだったら正しい動きとはズレているかもと、一度は疑ってみましょう








何度も申し上げていますが
このブログはひたすら楽しく踊りたい方が読んでもつまらない内容です。
正しいバレエを身につけたい!
ホンモノに近づきたい!
と、いう方だけ読んでいただけたら幸いです。
今後も上達のためのヒントを書いていきます。







バレエ理論講座詳細







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