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とにかく運の悪い殺し屋レディバグは、依頼人のマリアからブリーフケースを盗むだけの簡単な仕事を請け負い、東京発・京都行の超高速列車“ゆかり号”に乗り込む。難なくケースを奪ってミッションを終え、あとは品川駅で降りるだけのレディバグだったが…。
映画館 ★★★★
伊坂幸太郎の「マリアビートル」を原作に、東京→京都間の新幹線「ゆかり号」内での殺し屋たちのせめぎあい。原作は東北新幹線でしたが、この映画は原作をほぼ忠実に映画化されていました。そのことがまず嬉しかったです。
伊坂ワールドっていうか、いろいろな伏線が張ってあり、その回収作業もなかなか楽しかったですし、日本人が真田広之しか(福原かれんも両親は日本人なのですが、国籍はアメリカです)でていない割には日本を舞台としたこの作品は、正直舞台が殆どが「弾丸特急」内なのでどこであってもいいわけですが、原作者に対するリスペクトかな?などとも思います。
オープニングのタイトルに、でかい文字で「弾丸列車」とあり、英語で小さくBULLET TRAINとあったので、邦題も「弾丸列車」でもいいんじゃないかと思います。
タランティーノの「キル・ビル1」を思い出したのは私だけではないはずです。
難しい理屈は必要なく、めちゃ金のかかったおバカ映画を楽しむのが正解ですね。
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