バーからの帰り道に5人の男たちの襲撃を受け、瀕死の重傷を負ったマーク・ホーガンキャンプ。一命は取り留めたものの、脳に障害が残り、記憶を失ってしまう。PTSDに苦しむ彼は、セラピーとして自宅の庭に第二次大戦下の架空の村を作り、“マーウェン”と名付けて、自分や周囲の人々を模したフィギュアを置いて写真を撮り始める。次第にマーウェン作りに没頭していくマーク。そこでは自分の分身であるホーギー大尉と様々な女性たちが、日夜ナチスの兵士たちと過酷な戦いを繰り広げていた。やがて、現実世界でも心身共に少しずつ回復していくマークだったが…。
WOWOW ★★★
この物語の世界に入り込めるかどうかが評価のポイントですが、最初はなかなか面白かったのですが、途中からだれてきました(笑) おそらくゼメキス監督は我々観客とはかけ離れてだんだんハマっていったのでしょう。
リアルな世界の中に、ほんの少々「マーウェン」が入ればいいのですが、ほとんど五分五分って感じでしたね。もちろん暴行事件で受けたPTSDから解放されるための「マーウェン」なのでしょうが、逆にだんだん悪くなっている気もします。
ただ、ラストシーンはこれからの彼の人生がよいものになると予感させる良い終わり方をしています。
ずっと彼のことを心配してきた彼女と結ばれるんでしょうね。
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