カレーをこよなく愛する天然パーマの大学生・久能整は、たまたま訪れていた広島で、犬堂我路の知り合いだという女子高生・狩集汐路に、ある依頼を持ち掛けられる。それは、狩集家の莫大な遺産を巡る相続争いに協力してほしいというものだった。亡くなった当主の遺言では、相続候補である汐路を含む4人の孫のうち、与えられたお題を解いた1人だけがすべての遺産を相続するとされていた。こうして、いつの間にか汐路が挑む謎解きを手伝うハメになった整。しかし狩集家は、相続争いのたびに何人も死人が出るという曰く付きの一族だったのだが…。
映画館 ★★★☆
最初にこんなことを書くのはルール違反でしょうけど、この映画の原作はあくまでも「コミック」です(笑)それこそ「名探偵コナン」と同じような気持ちでアプローチしないといけません。
っていうのも、コミックや小説ならOKなんだけど、それを映画化するとなると、やはり「ありえない」という感じになってしまうからです。菅田将暉演じる主人公久能整の説教じみたセリフはめちゃリアルなだけに、この物語(事件)のもともとの始まりはちょっとありえないって感じなので(汗)
ただまぁ原作ファンとしては原作のイメージを損なうことなく、セリフもほとんど同じで、菅田将暉の台詞回しもすごく説得力・・・いやいや、超ウザくって面倒くさい奴なんだけど、それを観に行ってるわけなので(汗)
そういう意味ではこの映画にはめちゃ満足ですし、次にもし映画化されるのなら単行本の最新刊で完結した「富山編」かもしれません。
ただ・・・
TV地上波での2時間半スペシャルでもよかったかもしれません。
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