インフィニティ・プール (2023) INFINITY POOL 118分

　スランプ中の作家ジェームズは妻のエムとともに、気分転換を兼ねて孤島の高級リゾート地にやって来る。そこで、彼の大ファンだという女性ガビと知り合い、やがてエムの心配をよそにガビの夫も加えた４人でドライブを楽しむことに。しかし、ジェームズが運転中に地元の男性をはねてしまい、一行は通報することなくその場を立ち去ってしまう。翌日、ジェームズは逮捕され、島の決まりで死刑を宣告される。ただし、大金を払えば自分のクローンを作成して、そのクローンを死刑にすることで事実上罪を免れることができると教えられるジェームズだったが…。


　映画館　★★★


　簡単に言えば。。。「旅の恥は掻き捨て」というお話でした（爆）
ようするに、金満な国の旅行者を痛烈に批判するという社会的な・・・って、本当？（汗）

　ある高級リゾート地で、何らかの犯罪・・・この映画の場合は禁足地内で交通事故を起こし死者を出してしまったというお話なのですが、この国は貧しく、旅行者の所属国との取り決めで、死亡事故などを起こした場合、本来は被害者家族による「私刑」による「死刑」が認めてられているんだけど、高額をだし犯人のクローンを作り、これを死刑にすればOKという、取り決めです。

　このことを逆手に取って、この国を訪れるお金持ちたちは年に一度のVACATIONで、この国の中で犯罪を犯しては金に物を言わせクローンを作ってストレス発散しているという、「俗悪趣味」のお話です。

　予告編を見る限り「ホラー」だと思っていましたが、もちろんエログロ18禁の映画なのですが、ホラー的な要素は殆どありません。ただし、日本で見る限りボカシボカシボカシで、そのエログロがよくわかりません（爆）

　ミア・ゴスはこの作品でも居エログロ満載で、なかなか楽しませてくれましたが、ちょっとなにかが足りない感じ・・・やはりそれは画面がよく見えないということで、日本で上映されている限り仕方がないのでしょうね。