高名な元ピアニスト堂本一輝の門下生たちが殺害される事件が発生する。そんな中、堂本音楽ホールのこけら落としコンサートに招かれるコナンたち一行。しかし、今度はコンサートの主役であるソプラノ歌手・秋庭怜子の命が狙われる。その時は、コナンのおかげで間一髪、彼女は一命を取り留める。そして迎えた本番当日、入場直前にコナンは何者かに襲われ意識を失ってしまう。そのことに気づかず、会場へと向かう蘭たち。そして、そのままコンサートは幕を開けるのだったが…。
WOWOW ★★★★
現在まで23作あるコナンの映画版では最長の115分の作品です。音楽がテーマなので、演奏歌唱シーンにちゃんと時間を割いているからだと思われます。概要文にも書いたように、この作品を観た多くの子どもたちがクラシックに興味を持ってくれたら嬉しいです。
私はコナンの映画を観ていて、めちゃ気になることが有って。
っていうのも犯行が爆破ってパターンが多いんですね。もちろん視覚効果やスリリングな演出、サスペンスも期待できるため、爆破は映画的にはとても効果的だとは思いますが、今回はいくらなんでも爆破しすぎです(笑) また、いくら音響効果抜群のホールだとしても、ホールが入っている建物が何回も爆破されているのに気が付かないというのはありえません。
声でプッシュホンをかけてみたり、パイプオルガンの調律されていない音がきっかけになるなど、「音」にまつわることがなかなか面白かったですね。
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