小太郎と小春

ネコblogです。、、、、として始めましたが最近は全く関係無いことをアップしてます。

8/16を思い出す。

2012-04-10 22:22:01 | 
大好きな猫漫画の最高峰に輝いている(自分の中で)
「くるねこ」

昨夜、くるねこさん宅のもんさん17歳メスが、天国へ旅だったことをツイッターで知りました。
本当にただの1読者なんですけど、悲しくてね。。。
長生きとは思いますが、もっともんさんの活躍を観たかったという気持ちはあります、
楽しませてくれてありがとう。

呆~。。。と、キイちゃんのことを思い出しました。

キイちゃんは、享年多分15歳。
沢山の持病がありましたが、最後は老衰だったと思います。

ゆっくりゆっくりと、一年位かけて弱っていきました。
脱水も時々おこしたので、点滴はやり方を習って自分で自宅でやりました。
点滴は、半年くらいしたとおもう。
初めは3日おき。最後は毎日。

ゆっくりゆっくりあるけなくなり、食べなくなる。

全くあるけなくなり、オムツも当てた。下になって寝ている側が床擦れで毛が抜けて、赤く皮剥けしてしまったので、体位交換をした。

そして、8/16日。全く動けなくなって一週間がすぎていました。
この日はたまたま、全員が休みで家にいた。
朝からキイちゃんは、座布団の上にいました。
10時頃、掃除のために座布団毎、部屋のど真ん中の茶ぶ台の上に移動。ここだと皆の目が届きます。

ひとしきり掃除が終わったとき、檀家を回ってくださっているお坊さんが登場。
父、祖父母の居る仏壇にお経を挙げてくれました。
家族で座ってお経をきいていたら、キイちゃんがゆっくり大きな呼吸をしているのに気がつく。静かにお経が唱えられる中、声にならない声をあげた格好で、小さく短い痙攣を起こして、キイちゃんは静かに息を引き取りました。
皆に見守られながら。
本当に信じられないようなタイミングで、お経も終わりました。

この日でなければ、看取れなかったかもしれません。
仕事から帰宅してみたら、亡くなってた可能性だって沢山あった。
でも、みんながいるこの日に、お経を聞きながら、キイちゃんは天国に旅立ちました。

キイちゃんをかわいがってくれていた、父がお盆にそっと連れていってくれたに違いないと、私は勝手に思っている。

ずっと埋められなかったお骨を、梅の木の下に埋めた。
よく、そこにいたから。

またいつか、本当にあいたい。
いつか。