強力な毒を持つカエンタケ（東京大学富士癒しの森研究所提供）
2021/09/19 12:19(ヨミドクター（読売新聞）)
山梨県山中湖村の各地で強力な毒を持つキノコ「カエンタケ」が見つかり、同村は「絶対に触らないでほしい」と注意を呼びかけている。
村などによると、カエンタケはオレンジ色や赤色で、長さ２〜５センチほど。手の指のような形をしている。触るだけでも炎症を起こし、食べると発熱や嘔吐、手足のしびれなどの症状が表れ、死に至る場合もある。ナラ類やカシ類、シイ類の木が枯れる「ナラ枯れ」を起こした木の近くに生えることが多いという。
村の担当者は「カエンタケやナラ枯れを見つけた場合は村に連絡してほしい」と話している。連絡や問い合わせは村村民生活環境産業課（０５５５・６２・９９７８）へ。
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