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東京五輪汚職事件 国葬の受注企業「桜を見る会」設営業者

【独自】高橋容疑者、KADOKAWAの五輪スポンサー選定も仲介か…知人会社に7000万円
2022/09/03 05:00 (読売新聞)

高橋治之容疑者 【読売新聞社】

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会理事だった高橋治之容疑者(78)が、出版大手「KADOKAWA」(東京)が大会スポンサーに選定されるよう組織委側に働きかけた疑いがあることが関係者の話でわかった。同社がスポンサー契約締結後、高橋容疑者の知人が経営する会社にコンサルタント料名目で総額7000万円を支払っていたことも判明。東京地検特捜部は、少なくともこの一部は高橋容疑者への賄賂だった疑いがあるとみて調べている。

 高橋容疑者は、紳士服大手「AOKIホールディングス」のスポンサー契約などで便宜を図った見返りに、AOKI側から5100万円の賄賂を受け取ったとして8月17日に受託収賄容疑で逮捕された。高橋容疑者が大会スポンサーの選定に関し、複数の企業を仲介していた疑いが浮上した。

 KADOKAWAは2019年4月、「書籍及び雑誌の出版サービス」の分野で、「オフィシャルサポーター」の契約を組織委と締結。東京大会の公式ガイドブックなどについて公式ライセンス商品の承認を受け、21年4月から順次発売した。

 関係者によると、同社は東京大会の開催決定後、スポンサーになることを目指し、大手広告会社「電通」幹部だった高橋容疑者の知人に相談。知人からKADOKAWA側の要望を伝えられた高橋容疑者は、スポンサー枠に出版部門がなかったことから、組織委やスポンサー募集を担う「マーケティング専任代理店」だった電通に対し、出版部門のスポンサー枠を新設するよう提案した。

 その上で、高橋容疑者はKADOKAWAを含む出版2社を候補として挙げ、1社が辞退し、KADOKAWAがスポンサーに選定された。同社は組織委と契約した翌月以降、知人が経営するコンサル会社への支払いを始め、総額7000万円が支払われたという。

 特捜部は知人のほか、KADOKAWAの角川歴彦つぐひこ会長ら、スポンサー選定に関わった電通担当者らから任意で事情聴取を実施。電通側は「高橋容疑者から、KADOKAWAがコンサル会社に金銭を支払う案を提示された」などと説明したという。

 角川会長は7月末、読売新聞の取材に対し、「高橋氏とは組織委で一度面会し、あいさつしたことがあるだけ」とし、「高橋氏との金銭のやり取りはない」と話した。

森元首相との面会、請託半年後か 青木前会長、東京地検が経緯捜査
2022/09/01 19:27 共同通信

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相(85)が2017年7月ごろ、組織委元理事の高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で逮捕=を介し、AOKIホールディングス(HD)前会長の青木拡憲容疑者(83)=贈賄容疑で逮捕=と面会したとみられることが1日、関係者への取材で分かった。スポンサー契約などを巡り、AOKIHD側が高橋容疑者に最初の依頼(請託)をしてから約半年後で、東京地検特捜部は経緯を調べている。

 森氏はこれまでの取材に代理人を通じて、スポンサーに関する話し合いはしていないと否定している。

東京五輪汚職事件で「組織委の森喜朗元会長に現金渡した」AOKI前会長が供述
2022/09/01 11:41 TBS NEWS DIG

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、逮捕された「AOKI」の前会長が大会組織委員会の森喜朗元会長(85)に現金を渡したと供述していることが分かりました。

この事件は大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者(78)が、紳士服大手「AOKI」創業者の青木拡憲容疑者(83)らから、オリンピックのスポンサー契約などで便宜を求められ、およそ5100万円の賄賂を受けた疑いで東京地検特捜部に逮捕されたものです。

その後の関係者への取材で青木容疑者が特捜部に対し、大会組織委員会の森喜朗元会長(85)に現金を渡したと供述していることが分かりました。

両者をめぐってはこれまで、高橋容疑者の紹介でAOKIが大会スポンサーに決定する前に面会したことがわかっています。しかし、高橋容疑者は「森元会長とスポンサー選定の具体的な話はしていない」と特捜部に説明しているということです。

特捜部は供述の裏付けや現金の趣旨の確認を慎重に進めているものとみられます。

取材に対し、森元会長側は代理人弁護士を通じ、「高橋氏らが逮捕され、刑事事件になっているので回答を控えさせて頂きます」とコメントしています。

安倍氏国葬の企画・演出は1億7千万円で落札 受注企業は「桜を見る会」設営業者
2022/09/03 00:45 (TBS NEWS DIG)

安倍元総理の国葬の企画・演出などの業務について東京のイベント会社が1億7600万円で落札したことが分かりました。受注企業は、これまでに「桜を見る会」の会場設営業務も担当しています。

安倍元総理の国葬は、今月27日に東京の日本武道館で行われます。

政府は、国葬の式典にかかる経費として2億4940万円を支出すると決定していますが、この内、企画・演出などの業務について東京のイベント会社「ムラヤマ」が1億7600万円で落札したことが国の入札情報で分かりました。入札したのは「ムラヤマ」のみだったとみられます。また、国葬の送迎バスの業務は4社が入札し、東京の旅行会社「旅屋」がおよそ526万円で落札しています。落札額は両業務で合わせておよそ1億8126万円となりました。

演出業務を請け負う「ムラヤマ」は、これまでに中曽根康弘元総理の内閣・自民党の合同葬の他、「桜を見る会」の会場設営業務などを落札していますが、2019年の「桜を見る会」では、入札前に「ムラヤマ」と内閣府が打ち合わせをしていたことがわかり、野党などから批判の声が上がりました。

国葬演出の会社「桜を見る会」設営5度落札
2022/09/02 19:17 共同通信

 国の入札情報によると、安倍晋三元首相の国葬の演出業務を落札した「ムラヤマ」は2014年度以降、5回にわたり、「桜を見る会」の会場設営業務を落札していたことが2日、分かった。

安倍元首相国葬の受注企業に「桜を見る会」設営業者 演出業務落札
2022/09/02 22:29 (毎日新聞)

故安倍晋三元首相の国葬に関する葬儀実行幹事会の会合で発言する森昌文首相補佐官(左から2人目)=首相官邸で2022年7月28日午後1時32分、竹内幹撮影

 政府が27日に予定する安倍晋三元首相の国葬について、東京都江東区のイベント会社「ムラヤマ」が演出業務を1億7600万円で落札した。内閣府などへの取材で2日判明した。入札したのは同社のみだったとみられる。同社は安倍氏が首相在任中の2015〜19年に5年連続で首相主催の「桜を見る会」の会場設営業務を担当した。

 安倍氏が首相在任中の「桜を見る会」は支出が予算を大幅に上回る状態が続き、19年は予算の3倍にまで膨れ上がった。公費で行われるにもかかわらず、安倍氏が地元支持者を多数招待し、「権力の私物化だ」などと批判を浴びた。

 19年の「桜を見る会」では、内閣府が入札公告前にムラヤマなどと打ち合わせをし、開催スケジュールを伝えたことが発覚し、野党などから批判を浴びた経緯がある。

 政府は8月26日の閣議で、国葬の式典にかかる経費として22年度予算の一般予備費から2億4940万円を支出すると決定。警備や海外要人への接遇などを含めた経費の全体像を国葬終了後に公表する考えを示しているが、野党は警護や外交に関連する経費も公表するよう求めている。【古川宗、村尾哲】

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