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紅葉を観賞することをなぜ「紅葉狩り」というのか




「狩り」は、一般的には「狩猟」、つまり「野生の鳥や獣を捕らえること」を意味します。

これとは別に、「狩り」には「魚介類や植物をとること」「山野で花や草木を探し求め、採集したり観賞したりすること」などの意味もあります。

「潮干狩り」「ブドウ狩り」「キノコ狩り」「ホタル狩り」「桜狩り」「紅葉(もみじ)狩り」などの「狩り」は「狩猟」以外の使い方です。

動詞の「狩る」にも「花や草木を探し求め、観賞する」という意味があります。

「狩り」は本来、鳥獣を捕まえる意味で使われていましたが、時代が下るにつれて、その意味は広がっていきました。

上で見たように、魚や貝、果物などをとることにも使われるようになり、やがて、花や紅葉を見る、眺める意味にも使われるようになったと考えられます。

「狩り」が草花などを愛でる意味でも使われるようになったのは、平安時代に狩猟をしない貴族が現れたことが関係しているといわれます(ほかの説もあります)。

当時の貴族は、歩くことを下品と考えて、牛車(ぎっしゃ)で外出することが多かったようです。

しかし、山道を牛車で上って、花や紅葉を愛でることは難しい。


そこで、花や紅葉を見に、山野に歩いて出かけることを「狩り」に見立てるようになったと考えられています。狩猟であれば、歩いて出かけるのもおかしくはない、と平安貴族は考えたのかもしれません。

※ webニュース より引用

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