「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「歴史の回想・ゾルゲ事件」グーグル・楽天・角川・アマゾン電子書籍紹介。BOOK★WALKER電子書籍

2019-11-22 05:55:17 | 温故知新

「歴史の回想・ゾルゲ事件」アマゾン電子書籍紹介。BOOK★WALKER電子書籍

ゾルゲ事件」昭和16年(1941)に起こったスパイ事件。ソ連赤軍諜報員のゾルゲは新聞記者として1934年び来日、道津大使館に出入りをしながら、ヴーケリッチ、クラウゼン、宮城与徳、尾崎秀実らを協力者として組織、ナチスドイツの動向や、日本の政治・経済・社会・軍事等の関する情報をはじめとする7極東情報を、ソ連赤軍情報部に送った。1940年12月以降独ソ海戦に至るまでゾルゲはドイツがソ連を攻撃する可能性が高いことを報告し続けたが、スターリンはこれを一切無視したといわれる。1941年6月の独ソ開戦後は日本の中立をいち早く伝え、また近衛文麿首相側近の朝飯会メンバーであった尾崎を通じて政治情報を入手するとともに政治工作も行った。1941年9月、宮城が組織化した北林トモが特高に逮捕され、その自供によって宮城も10月に逮捕、宮城の全面的な自供から同15日に尾崎が、18日にゾルゲ、ヴーケリッチ、クラウゼンらが逮捕され、ゾルゲ情報網は壊滅した。主要メンバーは治安維持法・国防保安法・軍機保護法違反で起訴され宮城は獄死、ヴーケリッチ、クランゼンは終身刑に、ゾルゲ、尾崎は死刑判決を受け1944年11月7日に処刑された。



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