「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「千葉氏一族の群像」アマゾン電子書籍紹介。グーグル・角川・BOOK★WALK」

2020-03-04 14:53:56 | 温故知新

「千葉氏一族の群像」アマゾン電子書籍紹介。角川・BOOK★WALK」
中世の武家。院政期に下総国千葉荘を名字の地として成立。へら忠常の子孫。嫡流は下総権介を世襲したために、本領地名を合わせて千葉介と称した。鎌倉幕府成立の際千葉常胤が活躍して下総守護のほか各地所領を獲得。以後、一族の多くは「胤」を名の通字とした。13世紀後半から伊賀守護を兼ねる。蒙古来襲来の際には、宗胤が肥前小城郡に下向したため、弟の胤宗が千葉介を継承。宗胤の子孫は肥前千葉氏となり、室町時代には小城・佐嘉・杵築3郡に勢力を振るったが、やがて龍造寺・鍋島氏に従属した。一方、胤宗の子孫は室町時代にも下総守護を世襲したが、15世紀半ばに古河公方と上杉氏の対立に巻き込まれて勢力を失った。上杉方に立った一族は武蔵に移る。公方派は佐倉に本拠を移し、子孫は戦国期には小田原北条氏に属し、千葉介の伝統的権威をっ持った下総国内の諸勢力の頂点に有ったが、天正18年(1590)北条氏と共に滅びた。


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