12月10日一般質問の解説を3回に分けて行ないます。ぜひ、お読み下さい。
※平成25年12月10日 一般質問
① 静岡県独自の将来人口推計の政策への具体的な反映について
問(鈴木) このたび県が策定した独自の将来人口推計は、あくまでも政策立案のための道具に過ぎない。推計結果を、県の様々な需要予測や計画、政策に具体的に反映させると共に、市町も使えるような詳細な推計も行なうべきではないか。
答(県) 県独自の将来人口推計は現在策定中の次期基本計画の為に行なったものであり、その分析結果は、先日策定方針を公表した都市計画区域マスタープラン等の様々な計画や政策の立案に活用していく。市町の推計については現在作業を進めており、できるだけ早期に公開したい。
解説: 一昨年の12月定例会における一般質問で、私は人口減少社会を前提とした取り組みの最初として、静岡県独自で将来人口推計を行なうよう主張しました。その私の提案に対し、川勝知事は、個人的な意見としながらも、独自の推計の必要性は感じており今後検討すると答弁し、その結果、昨年の10月に県は独自の将来人口推計を公表しました。
当然ながらそうした県の取り組みについては私も評価をしています。しかし、かつて総務大臣も務めた増田寛也・元岩手県知事が「右肩上がり経済、人口増を前提にした構造が一度出来上がると、絶対にそれを変えようとしないのが日本だ」と述べているように、県の様々な具体的な計画や政策においては、旧態依然の発想がまだまだ残っているように思えてなりません。独自に将来人口推計を行なったのですから、少なくとも数十年は続く人口減少を何とか食い止めないと大変だと言うよりも、将来人口推計を基にして、人口減少社会でも機能する計画や社会の仕組みを示すことの方が遥かに建設的です。そうした観点からこのような質問を致しました。
市町の将来人口推計については、この質問から1週間後の12月17日に、早速県から公表されました。今後はこうした推計に基いた、正に現実に即した計画をしっかり立案するよう、引き続き県や市町に働きかけていきたく思います。
お読み下さり、ありがとうございます。
※平成25年12月10日 一般質問
① 静岡県独自の将来人口推計の政策への具体的な反映について
問(鈴木) このたび県が策定した独自の将来人口推計は、あくまでも政策立案のための道具に過ぎない。推計結果を、県の様々な需要予測や計画、政策に具体的に反映させると共に、市町も使えるような詳細な推計も行なうべきではないか。
答(県) 県独自の将来人口推計は現在策定中の次期基本計画の為に行なったものであり、その分析結果は、先日策定方針を公表した都市計画区域マスタープラン等の様々な計画や政策の立案に活用していく。市町の推計については現在作業を進めており、できるだけ早期に公開したい。
解説: 一昨年の12月定例会における一般質問で、私は人口減少社会を前提とした取り組みの最初として、静岡県独自で将来人口推計を行なうよう主張しました。その私の提案に対し、川勝知事は、個人的な意見としながらも、独自の推計の必要性は感じており今後検討すると答弁し、その結果、昨年の10月に県は独自の将来人口推計を公表しました。
当然ながらそうした県の取り組みについては私も評価をしています。しかし、かつて総務大臣も務めた増田寛也・元岩手県知事が「右肩上がり経済、人口増を前提にした構造が一度出来上がると、絶対にそれを変えようとしないのが日本だ」と述べているように、県の様々な具体的な計画や政策においては、旧態依然の発想がまだまだ残っているように思えてなりません。独自に将来人口推計を行なったのですから、少なくとも数十年は続く人口減少を何とか食い止めないと大変だと言うよりも、将来人口推計を基にして、人口減少社会でも機能する計画や社会の仕組みを示すことの方が遥かに建設的です。そうした観点からこのような質問を致しました。
市町の将来人口推計については、この質問から1週間後の12月17日に、早速県から公表されました。今後はこうした推計に基いた、正に現実に即した計画をしっかり立案するよう、引き続き県や市町に働きかけていきたく思います。
お読み下さり、ありがとうございます。