気まぐれ 春夏秋冬

デジカメ片手に足の向くまま、気の向くまま、風の向くままに、旬を探して。。。

トンビ

2015-01-26 21:39:46 | 野鳥


















高野川を下って来て鴨川との合流地点の出町柳辺り
上空にトンビが2羽大きく輪を描きながら旋回していた。
『ちょっと遠い、もう少し下りてこないかな。。。』
『下鴨神社の糺すの森にでも棲んでいるのかな?』と考えながら
しばらく様子をうかがう。

『それにしても気流に身を委ねてフワ~と飛ぶなぁ。。。』
河川敷にコサギがいたので目を逸らし、再び空を見上げると
もう見えなくなっていたので鴨川の飛び石を渡って右岸へ。

合流点風景をカメラにおさめ、『目を離したらアカン!』と
未練がましく思っていると
何と、少し下流の加茂大橋をくぐった左岸の河川敷下りていた。

カメラを向けられていることに気付いたのか、また空へ。
ところが、グルッと旋回後、運良くこちら側の高木の枝に止まった。
日が照ったり陰ったり、逆光気味だったが、とにかくカシャ。

人間に最も近い所に棲息している猛禽類のトンビ。
『とんびが鷹を生む』『とんびに油揚げさらわれる』『鳶も居ずまいから鷹に見える』などの
ことわざからも、その昔から身近な存在だったことが想像できるが
大阪の街なかでは、こんな真近に見ることは無くなった。
旋回姿は時々撮った記憶があるが
顔は初撮。

鴨川べりを四条河原町へ向かうその後の足どりが軽くなった。



高野川と鴨川の合流点と飛び石、「亀」と「千鳥」と「四角のブロック」が配置されている。右後方は比叡山