向こう3年間は、国政選挙が無いというのに
オリンピック汚職事件
統一教会問題
国民のコンセンサスを欠いた国葬
大物芸能人や石油大手会長の酒乱事件などなど。
こんなニュースばかりを見せられていると、この国の上級国民には、遵法精神どころか倫理観すら無いのかとウンザリする。
岸田首相の大好きな「法の支配」。
国家権力の行使を、法で縛ることによって、上級国民による好き勝手を許さないという理念。
民主主義を担保する崇高な理念なのに、この国で、法を遵守しているのは、一般国民だけ。
法を守って、倹しく生きている一般国民の傍らで、政治家や経営者や芸能人などの上級国民は、法を無視して、ボロ儲けの挙句、放蕩三昧。
「法の支配」なんてどこ吹く風だ。
「自由と民主主義」を標榜するこの国は、一体どこまで、上級国民の身勝手な自由ばかりを容認するのか。
「ルールを守らされる一般国民」と「俺様がルールだとうそぶく上級国民」を競争させたところで、勝敗は決まっている。
格差が生まれるのは、当然。
この国は、一般国民にとっては、いつまでたっても競争社会。
しかも、敗者復活が非常に難しい。
しかし、世襲の政治家や経営者や芸能人のような上級国民にとっては、競争は無縁。
勝者総取りの縁故社会。
やってられない。