日本のメディアや一部の日本人は、アメリカを誤解している。
アメリカは、自由と民主主義の国。
だから、自由と民主主義を愛するアメリカ国民の利益にならない戦争はしない。
そうは言っても、アメリカ軍事産業のためなら、通常兵器で戦える、テロ国家や弱小国家相手に、いくらでも戦争をしてきた。
しかし、アメリカを核攻撃できる軍事大国のロシアや中国を相手に、直接、戦争をすることは決してないだろう。
それは間違いない。
ただし「アメリカ本土が、直接、核攻撃を受けない限りは」と言う条件付きだ。
威勢のいい日本人の中には、西側諸国が、直接、ロシアと戦えば、ロシアなどひとたまりもないと言う輩もいるが。
とんでもない妄想だ。
ロシアが、最後まで核兵器を使わずに、通常兵器で戦ってくれればという、身勝手な戯言だ。
西側諸国が、直接、ロシアを攻撃したら、間違いなく核戦争に真っしぐら。
だから、西側諸国は、困っているのだ。
ウクライナのために、東京やパリやロンドン、ワシントン、ニューヨークが、壊滅してもいいと考える西側指導者はいない。
自由と民主主義を共通の価値観とする西側諸国が、自国民を犠牲にすることなど絶対にないからた。
そう考えていても、万一、ウクライナでの戦争が、ロシア対西側陣営の戦争になってしまったら。
しかも、ロシアの核攻撃に対して、核で反撃すれば、西側諸国に核弾頭ミサイルが撃ち込まれる。
当然、日本にも核弾頭ミサイルが撃ち込まれる。
国土の狭い島国の日本なんて、木端微塵だろう。
核戦争になれば、ロシアばかりでなく、アメリカや日本を含む西側諸国は壊滅だ。
シェルターの中で、生き延びた姑息な指導層と軍幹部と富裕層だけの国家なんて、無力だ。
そんな、アメリカを含む西側諸国とロシアという邪魔者が、全て消えた世界。
おそらく、中国によって統一されるだろう。
西側諸国とロシアの核戦争を、生き延びる自信のある日本の指導層や富裕層は、中国語を勉強しておいた方がいいかもしれない。
日本語を話す日本人が、この国からいなくなってしまうのだから、しょうがないだろう。