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カタールのワールドカップ・サッカーが、始まった。
そのイングランド対イラン戦。
試合開始前に、イングランド代表が、片膝ポーズで、カタールの人権問題に抗議した。
対戦相手がイランだから、そんな失礼なポーズをとったのかもしれない。
イングランドは、相手が西側諸国の代表チームでも、同じことをやっただろうか。
おそらく、やらないだろう。
イングランドばかりでなく、ドイツやオランダも、人権問題に抗議している。
ハッキリ言って不愉快な連中だ。
西側諸国の身勝手さや傲慢さ。
一体、いつになったら治るのだろう。
西側諸国なんて、世界の中でドンドン、力を失っているのに、それに全く気付かない。
おそらく、気付く感性すら失ってしまったのだろう。
現在のこの世界を俯瞰して見よう。
西側諸国は、最早、世界を牽引するリーダーでも何でもない。
世界中から、自分たちと異なる文化やイデオロギーや価値観を持つ国家や民族を見つけ出しては、叩き潰そうとする。
寛容性のない老国家の集団。
野蛮な老国家の集団と言ってもいいだろう。
しかも、これは最近になってからの話ではない。
西側諸国は、これまで、何百年にもわたって、自分たちと異なる文化やイデオロギーや価値観を持つ国家や民族を、叩き潰してきた。
西側諸国の、救い難い選民思想。
なんとかしないと、世界中の国々から見放されるかもしれない。