1969年のアポロ11号の月面着陸は、まさに宇宙旅行。
それに比べ、地球の周りを回っているだけでは、宇宙旅行と言うには僭越な気がする。科学者や宇宙飛行士から怒られるかもしれないが。
宇宙旅行が好きな人とは、一体、どんな人だろう。失礼を顧みず想像してみた。
承認願望が異常に強い人。
うまくすると、有名になったり、金が儲かるかもしれないと、立身出世を目指している人。
これは、失礼過ぎたか。
人間なんて、宇宙に出たら、宇宙船と言う金魚鉢の金魚。外に出たらお陀仏。
酸素が無いと5分ももたない。
宇宙線を浴び続ければ癌になるかもしれない。
どう考えても、有機物の塊に過ぎない体で、宇宙に飛び出すなんて、無茶だろう。
ビジネスにするには、有害で安全性が低すぎる。
だから、アナログな人間を、デジタル化して、宇宙に発信する時代が来るだろう。
「アナログな人間」と言っても、頭の古いオッサンのことでは無い。肉体を持った人間のことだ。
人間を、肉体から解き放して、データ化する時代。
そうなれば不老不死となり、時空を超えられるかもしれない。
そんな時代が、もうそこまで来ていると思うと、長生きしたくなる。