Hiroshi Mukaide(向出博)Time Traveler

ドコモ謝罪会見で感じたこと

企業が不祥事を起こしたときの、謝罪の定番に「多大な、ご迷惑、ご心配を、お掛けしたことをお詫びします」というのがある。

「迷惑」はいいのだが、気になるのは、「心配」の方だ。
不祥事を起こして、世間に迷惑をかけた企業の心配を、一体、誰がするのかと、ツッコミたくなる。
確かに、従業員や株主は、不祥事で、業績が悪化したり、株価が下がる心配をするだろう。取引先や金を貸している銀行も、心配するだろう。
ただ、従業員や株主、取引先や銀行は、不祥事を起こした企業から、利益配分を受けている利害関係者(ステークホルダー)。連帯責任を負っているくらいで、謝罪する側の人間に近い。そんな利害関係者にまで、公共の電波を使って、謝罪する必要、あるのかな。
いずれにせよ、「心配」の方は、無い方がスッキリするのではないか。
そうは言っても、「一億総活躍社会」の日本。一企業の不祥事でも、それを心配しないようでは、まずいのかもしれない。

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