もともと短気な父
2019年大みそかに母が脳出血、自分も腰を骨折してから
怒りが爆発することが多くなりました
母が心配なのと、自分も身動きができないこと
はじめての一人暮らしということもあってか
ある程度はやむを得ないのだとは思うのですが
それでも、自制がきかない感じでした
一番困ったのが、福祉施設や市役所の担当者との話中に
イライラが募って、急に怒り出しちゃうことでした
母の面談中なんかは、母に聞いているのに
脇から、あれこれちょっと見当違いの話をして
聞いてもらえないと、担当職員の方に怒り出し、
母になだめられる始末
私への連絡も、主に電話だったのですが
父が耳が遠いせいこともあり
自分の言うこと(たいていは思い込み)を否定されると、
怒り出して電話を切ることも、しばしば
ふだんあんまり怒りを出さない私も、抑えきれずに
応戦して怒鳴りうことも多々ありました
私が感情をあらわに怒るのを見たことのない父は
あっけにとられ、その後はちょっとだけ大人しくするんですけどね
老化すると、感情をつかさどる前頭葉が委縮して
感情のコントロールができにくくなるそうです
特に、男性はそうなりやすいらしいそうです
父もそうなのかなと、自分なりに理解してますが
先日、ケアマネさんから
「効果の高い薬があるので、受診してみてはどうか」
というアドバイスをもらいました
あながち、私の見立ても間違っていないのかもしれません
両親が倒れて1年たって、最近では父も私も
割と穏やかに話ができるようになりました
考えられる理由は
1.おじさん(父の弟さん)が父に頻繁に電話で話をきいてくれる
2.おじさんから父へののアドバイス
(私との付き合い方、『家』のこと、母の介護のことなど)
3.私が父との会話に慣れて、とにかく言いたいことを言わせる
(父の発言を修正や否定せず、ひととおり聞くようにしています)
おじさんは、福祉関係の仕事をしていて介護に詳しく、まだ穏やかで面倒見が良い方なので、ほんとに助かっています
『会話』ができなくても、サポートしてくれる人がいて、
自分も考えや接し方を変えれば、それなりに上手く付き合えるのかなと感じています。
それでも、同居は無理かな、やっぱり
できるだけ感情を抑えて、聞くことに徹すること
これがなかなかシンドイんですよね、毎日は無理!
たまに会うから付き合えるというのが本音です