4月から、父がデイサービスに通いはじめました
ひとり暮らしになってから約4年
ひとり暮らしになった当初、私の勧めもあり、2回ほどお試しでデイサービスに行ってはみたものの、あれこれ文句をつけて、その後全く行かなかった父
自分の体が元通りに治って、母も在宅で介護ができるようにと頑張っていたのですが、息子(私)が同居することが無いと悟り、加速度的に進む老化には抗えず
不安と孤独、不便に耐えかねたのか、2月頃からデイサービスに行ってみようかと考えていると言い始めました
近所のデイサービスに狙いを定め、自分が行けば、特養の母も併設の施設に移せるのではと、別の目的のほうが強かったようですが・・・
特養の母を、そこに移すことはほぼ100%無理だと、何度言っても聞かない父ではありましたが、母を移せないなら、自分も行かないと言い出すので、あえて、あいまいな返事を繰り返して、その気にさせて、なんとか4月から通うようにしました
もっとも、行けば行ったで、文句をいい続けます
やれ、食事が大しておいしくも無い、送迎バスが遠回りをしてすぐに帰れない(頻尿なのですぐに帰りたい)、同世代の人とコミュニケーションが取れない・・・などなど
でも、風呂で自分の手の届きにくい場所を丁寧に洗ってくれる、すごくおいしいくなくても、スーパーの総菜じゃないものが食べられる、何より周りに人がたくさんいて、スタッフの方に親切にしてもらえるのが、楽しみのようです
デイサービスの前日と当日(翌日)には、必ず私に電話で報告してきます
最近、耳が悪いため、まわりの人とのコミュニケーションンに苦労することもあってか、テレビで宣伝している集音器なるものを購入しました(父のような重度な難聴には集音器では効果が薄いようなんですけどね)
生活に、ちょっとだけ張り合いが出てきたような感じの父。私には父が期待することは何もしてあげられないのが、後ろめたいのですが、このまま小さくても楽しみを持ちながら過ごして行って欲しいなと思うのです。