先日、地元の老舗で火災があった
幸い、ぼや程度で済んだようですが、新聞記事を見てびっくり!
店主が、高校、大学の先輩だったから・・・
『家業は継がない、あの店は父の代で閉める』
大学在学中、就職先の東京でお会いするたびに、こう言っていたので、新聞記事に書かれた方が、本当に私達の知っている先輩なのか?と同級生の間でもちょっと話題になり、まだ誰も確認していません
先輩にどんな心境の変化があったのか・・・
少し前、地元の新聞にインタビュー記事が載るほど出世した高校の同級生。インタビューの最後の方で
『田んぼもあるから、引退したら戻ってきたい』
と書かれていました
地元新聞へのリップサービスもあるのでしょうが、連絡を取り続けている友達に聞くと、『夢の引退生活!』といっているらしい
かくいう私も10年前に生まれ育った故郷に帰ってきました
若いころは、立身出世や、刺激を求めて、都(みやこ)(笑)に旅立っていきましたが、齢を重ねて人生も終盤、やっぱり故郷は、なんともいいものだなと思います
仕事で行った棚田。雪が積もり、これから『灰色の季節』。これはこれで美しいなと思うし、『灰色の季節』があるからこそ、春がこの上なく嬉しかったりします
雪が降るし、クルマが無いと生活できまないのは不便ですが、それでも故郷の田舎生活は、何物にも代えがたい
先輩も、産まれた川に帰る鮭のように、地元に戻ってきたのかな、と思う出来事でした