昨日 たまに香をかぎ アロマローソクの明かりを眺める
母の年齢になるまであと20年ある
自分の生存確率を30%とすれば
自分は10人の内の3人に入るだろうか
しかしこれは確率と自分の健康維持にかかっている
大酒のみでヘビースモーカー
だが死ぬまで生きてりゃいいこと
どうってことはない
子は知らず知らず親を未来のモデルにするものだ
反面教師ともなる
やはり自分は頑丈でしぶとく
そんな自分を . . . Read more
63のじじいに母が健在
その母が最近口癖のように言う
昔ならこんなんじゃなかった
年だねぇ
この前 土産を渡しに行ったら 30分ほど
昔話 今の自分の体の情けなさを語る
今朝5時のお天道様
今日は母の日であることを思い出した
ご近所の母が親しかった人は今は認知症で伏せっている
その方のところへ 身寄りの無い親戚の方が同居していた
喪服を着ているのを見かけた
癌で亡くなったそうだ 身内だけで . . . Read more
朝 二人は休み
36Pの小さな手づくり本
本棚の整理してたら
去年の10月 米寿になったお義母さんに
俺と同じ年の 義姉がPCで作った本だ
短歌とか新聞に投稿してたのは知ってたが
同人誌なんかに こんな文章書くのは知らなかった
文箱から チラシの裏とかメモ帳の端切れとか雑然と入っていて
義姉は まとめんの大変だったのよ と言っていた
親子4人の米寿旅行の たった4冊の本
掃除の傍ら ちょ . . . Read more
長女の出産直後
実家に帰っていた頃の写真を見つけた
すっぴん 眉毛なしの妻
前髪ピンで留めて 26歳
とにかく元気だった
ショックで もし子供に影響がでたらと思うと
親父が死んだのは 妻が家に戻るまで言わなかった
俺も 笑顔作るのがきつかったな
ちょうど 親友のEちゃんが遊びに来てるとこだった
学生時代から 喫茶のマスターやってる頃まで
3人で一緒に飲んだ
阿佐ヶ谷のアパートによく遊びに来て . . . Read more
新宿駅
東北線湘南快速
混んでいた 赤羽に着いたとき
席が空いた
どうぞ
前に立っていた 茶髪の青年に席を譲られた
生まれて初めてだ
好意に甘えて
すみません と言って 座った
青年は大宮まで立っていた
感謝すると同時に
一抹の寂しさもあった
いつの時代にも 優しい人はいる
そして 自分の老いを思った
1時間立っているのは苦にもならないが
20代の彼には 老人に写ったのだろう
親切には感謝 . . . Read more
「ユダの謎解き」が大きなヒントになった
この事は 昔から考えたくは無かった
子供の頃 祭壇の磔のイエスのクロスを見て
何故 人はこのような姿を崇拝するのか
人の犠牲の姿を何故モチーフにして 崇めるのか
何故 彼が裏切りによって 十字架にかかったのか
十字架は罪人の最後に行き着く所 その象徴
自分も常にクロスを付けている
お守り程度の気持ちではいた
でも何故だろうな
イエスが何故ゴルゴダの . . . Read more
カミングアウトだな これ
もし 彼女の事がなかったら
まだ あいつの影を引きずっていたかも知れない
やぁね 皺が見えちゃうでしょ 恥ずかしいから そんなに見つめないでよ
見つめると 笑いながら 下向いてイヤイヤをする
はっとなって 我に返って笑い返す
今年になってから 妻の顔を無意識にじっと見つめることが多くなった
40年近くも一緒にいながら 顔を見ていながら 妻を見つめてはいなかった
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俺が3歳の時 神父に抱っこしてたから その頃だろう
親父たちが協力して作った教会
南側に日があたり 雪掻きしている 休日のお昼ごろだ
夕張市立鹿島小学校グランド西の小高い場所
ギリシャ正教だった親父 何故ローマンカトリックなのか
死んだ親父に聞いておけばよかったと思う
多分 宗派などどうでもいいことだったのだろうと思う
放課後 時々通っていた 賛美歌の合唱を練習していた
小学6年頃には 周 . . . Read more
積雪2メートル強 6丁目自宅の石炭庫の隣の鶏小屋脇で遊ぶ妹
12月生まれの妹Mはもうすぐ3歳になる頃だろう
夕張岳が見えるから 道路の方向 1段下の隣家が見えない
石炭庫の石炭は凍り付いている
夕方 石炭をつるはしで壊し二つの石炭入れを補充するのが
俺の役割だった
2台のストーブの煙突掃除
親父と弟と休日の屋根の雪下ろし
家の前の雪かきはほぼ毎日
吹雪の終わった朝 あちこちに雪の小山ができる
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教会のある西側の山の上から 鹿島小学校のグランドを見下ろす位置
親父の写真 真正面に夕張岳がまだ雪を被っている
煙突の煙が北へなびいている 南風 春だろう
人の影が東南へ伸びている 夕方近くだ
根雪が完全に溶けるのは5月 9月10月には雪が降り始めていた
冬は 氷点下十数度の日が続く
冬の遊びは主に スキーか雪合戦 男の子は3,4歳からスキーを始めた
それでも晴れの日 遊んでいる時は汗ばんだもの . . . Read more
中2 Kさんちに養子になり苗字が変わった 越境入学
札幌南4条西24丁目 結構覚えているもんだ 洋館風 洋梨の木が1本あった
満州で 女手ひとつで一旗挙げた 女丈夫のお母さんだった
無口なアイヌのお手伝いさんがいて 家事はまったくしない人だった
手回しの立派な蓄音機があり 俺は暗い廊下で座り込んでパットブーンをよく聴いてた
3年のとき 一人になりたかったのだろうか 今ではわからない
その人の . . . Read more
個人フォルダを作る
家族兄弟以外の人は興味もないだろうと思うが
ブログは 個人の記録ストレージでもある
孫や子供に残しておきたいものもある
妹が探し出しておいてくれた
北海道夕張市鹿島1番地 富士見町6丁目
夕張岳が真正面に見える 職員住宅
8畳の客間の記念写真
もう ダムの底だろう 訪ねることはできない
ヤヌワリオ神父の膝に
3才 口をパカッとあけて
我ながら あほづらだが
まだわけも . . . Read more