なんともユーモアあるネーミング。
『秘密のグリルちゃん』
愛用の焚き火台だったが、ついに2回くらい前のキャンプで小さな穴があき、
前回のキャンプでついに大きな穴になった。
ここでまたビンボー症の癖が出る。
メッシュだけ変えればいいやん。
すぐにDODのメーカーのホームページを見るがアフターパーツは出ていない。消耗品なんだから用意しといてくれよ〜と悪態をつく。
しかし、それ以上にもう一回り大きめの『秘密のグリルさん』に惹かれる。
「ちゃん」から「さん」に成長…笑
こちらはゴトクなどアフターパーツが出てる。これ欲しい!
カミさんに頼んでポチッと注文。
このDODの焚き火台かなり使い勝手がよい。
焚き火台は爆発的人気を誇るピコグリルや、カマド型をしたものいろいろなメーカーがさまざまなのを出しているが、グリルとしてはもちろん、焚き火を楽しむ者として1番いいと思っている。
弱点は風に弱い。よこに風を遮るものがないため風に煽られて火が流れてしまう。
B6君などは箱型なので風には強いが、組み立てもめんどうだし、変形しそう。何より焚き火するときは枝を縦に入れていくというカタチ。なんとなく火力は強いのだが、焚き火を楽しむということにおいては秘密のグリルちゃんの方に軍配があがるかな。
話しはそれたが、「それ」は届いた。
大きさも、重さも重くなってた。
ま、バックパックに入れて登山キャンプしないから気にならない。カヤックに積めれば問題無し。
小さい方がグリルちゃん
箱の中に説明書が入っておりその中のQRコードを読み込むと、なんと「グリルちゃん」の替えのメッシュが売ってるではないか!
届いてすぐメッシュ交換で済むとわかるとカミさんから「新しいの買わなくてよかったのに…」と文句を言われる。
「だって…」
でもね、こっちはこっちで交換して使う。
ということで。再度注文。
ネジを6箇所外すだけ、あとは届いたメッシュをまた6箇所止めるだけ。
と思っていたのだが、、、
3箇所外して残り3つ。開かない。回らない。ネジがキツくしまっている。というか、錆ている。おまけに30回程使用して火にガンガン炙られてるから変形してんのかな?
全力パワーでまわしてたら、、、
はい、ズルっとネジ山が舐めてしまいました…
慎重にネジ山を壊さないようになんとかひとつ取ることができた。
残り2つ。頑張ってみるもどんどんネジ山が崩れていく。
長男に反対の六角を持ってもらい「せーの」で力を込めるがズルっと滑る。
今日のところはここで諦める。
次の日ドライバーのサイズが違うのを購入。舐めてしまってるから違うのでどうかなぁ?と試しに買ってきた。
でもやはりだめ。ペンチで少しつまめる部分をつまみ回すがなかなかうまくつまめない。
バチンッと滑ってしまう。
その拍子にペンチで思いっきり挟む、、、
「あいたーっっ」
血が滲む、戦意喪失。この日もそこでやめる。
また翌日帰ってグリルちゃんと向き合う。
カミさんから呆れられる。
ネットなどで舐めたネジの取り方をいろいろ試したが、今日無理ならそういう工具を買おうかとまで思っていたが、値段をみると2300円。電動ドリルまで必要。ドリルはあるがバッテリーが壊れていて使い物にならない。
こうなるとバッテリーも買わないといけない。メッシュ交換で3000円、工具で2000円、ドリルのバッテリー、、、
新しいグリルちゃんが買えてしまう、、、
なんとか手持ちの工具で外したい。
もうすでにドライバーは何もかまなくなっている。ペンチしかないな。
メッシュがついてるので邪魔なのでどうせ捨てる物なので破いて外す。
するとどうだろう。挟んでいたメッシュの厚みだけ無くなったのでネジの頭の部分がすこし浮いてる。これでペンチで掴みやすくなった。ペンチを挟むとガッチリ掴める。
六角の方に力を入れて回すと、、、
『取れた〜』
歓喜の声をあげる。カミさんはしら〜っとしてる。長男は自分も手伝っていたから「おお〜」と声をもらす。
ビンボー症の粘り勝ち。
奥歯に挟んだ食べ物が取れたときのような快感。
これでまた愛着の品が1つ増えた。(^^)
しかし、早くこの『グリルさん』を使いたい!
と思って下書きを書いていたら、投稿する前にカヤックキャンプに行った。
それが『秘密のグリルさん』の初火入れ。
やっぱよかった(^^)
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