大変だ 大学教授も 詐欺対象
(この背景については、
以下に 掲載しました、、)
備忘録、、2024年10月18日(金)報道、、
以下関連2記事 を
それぞれ、一部分ずつ、
、、以下、合体 掲載
してみました、、
、、、、
この春、
インターネット上の
ある学術出版社のサイトが
「怪しすぎる」と
研究者の間で 話題になった、、
本拠地を「北海道」と称し、
日本の研究者に
論文投稿を
呼びかけているのだが、
論文は
一本も掲載されていないのだ、、
当該記者は 長年、
「ハゲタカジャーナル」
と呼ばれる
粗悪な学術誌の横行を
取材してきた、、
査読(論文の内容チェック)も
そこそこに、
研究者から受け取る
掲載料を目当てにした
悪質なビジネスだ、、
ピンときた。
このサイトは もしや、
これから 羽ばたかんとする
ハゲタカ誌の「卵」
なのでは ないか、と、、、
サイト運営者によれば、
「私たちは
学術誌の出版社です。
原稿投稿を ご招待いたします」
と、
おそらくは機械翻訳であろう
日本語を使っていた。
調べてみると、
海外のある人物に
たどり着いた、、
「科学的および
研究情報の発展に
焦点を置く、
先駆的な拠点です。
私たちと一緒に
発見の航海に乗り出し、
境界を超え、視野を広げ、
科学的卓越性の追求に
制約のない旅に
参加しませんか?」、、
このような文章を
掲げていたのは、
「アジア学術情報センター」
と名乗るサイトだ。
彼らの記載によると、
当センターは
日本語で書かれた論文を集めた
二つの学術誌
「日本語教育と学習」と
「日本語と社会」を
出版しているのだ
という、、
いずれも
「日本語教育の研究に
特化した新しい査読付き学術誌
です」などと称し、
2月と8月の年2回
発行しているそうだ。
「2024年1巻1号」の表紙
とされる画像も
掲載されている、、
しかし、サイトには
編集長や編集委員の名前が
見当たらない。
健全な学術誌なら、
どこの誰が編集を担うのか
責任の所在を
明らかにするはずだ。
、、記事はさらに続く、が略、、、
、、いかにも、怪しい、、、
、、、、
急増する粗悪学術誌
「ハゲタカジャーナル」
に複数共通点
文科省調査より、、
掲載料を目的に
ずさんな審査で
論文を掲載する粗悪学術誌
「ハゲタカジャーナル」
と判定された
約1万7000誌について、
文部科学省科学技術・
学術政策研究所(NISTEP)が
調べた結果、
約7割が
掲載論文のデジタル保存の
決まりを持たないなど、
共通する複数の特徴が
明らかになった、、
その結果、
「デジタル保存のための
ポリシーがない」
という共通点が
72%にみられた。
健全な学術誌の場合、
論文にまとめた研究成果や
データを他の研究者が
長期間にわたって
利用することを想定し、
論文の内容に関するデータを
適切に保存するなどの
決まりがあることが多い、、
他にも「論文が未掲載、
またはアーカイブに
論文がない」が、52%
「サイトに査読方針が
明記されていない」が、45%
「サイトに出版社の住所を
明記していない、または
偽の住所を記載」が、38%
などの特徴がみられたという。
ハゲタカ誌の刊行は
2013~2018年が特に多く、
2013、2015年はそれぞれ
年2000誌以上、
2016~2018年は
年1000誌以上
増えていたという。
10誌未満しか
出していない発行元が
全体の66%を占める一方、
1200誌以上を出す発行元も
2社あった。
分野別では
医学系が全体の37%で最も多く、
生物系22%、
工学系13%など
幅広い分野に広がっていた.、、
NISTEPは
「研究評価で
論文成果が重視される状況で、
ハゲタカ誌が与える影響は大きい。
(ハゲタカ誌かどうかを)
判別するための観点として
参考になる」と指摘している。
ハゲタカ誌対策は
国内の大学でも
徐々に広がっている。
ただし、一部の大学は
ハゲタカ誌に論文が載っても
業績と認めないなど
厳しい対応を取る一方、
ほとんどの大学が
研究者への注意喚起に
とどまっている、
のが、実情だ、、
、、、、、
再掲載
大変だ 大学教授も 詐欺対象