長良川水系ももう少しで本番を迎える時期になってきた。
そこで今日は、昨年発注していた渓流本流竿が、今年の2月の鮎竿展示会で発注した鮎竿と共に4月に入荷と釣具店から連絡があったので、渓流本流竿のアマゴ本流仕掛けを作る事にした。
①先ずは、天上糸の穂先取り付け部分です。
投げ縄結びで付ける事もありますが、今回は、極細目印を使い編み込みで作ります。
天上糸の先に、コブを2個5~10mm間隔で作り、折り返してバイスに挟み目印で編み込みます。
コブ部分の所で編み込みが止まり1~2cmの輪にします。
取り付けは、フックやリリアンに輪を掛けてラインを引くだけです。
取り外しは、編み込み部分を摘まんで引けば外れます。
②天上糸の遊動式部分
天上糸を3.5mでカットして、端部分に4回ひねりの8に字結びで小さなチチ輪を作ります。
天上糸をバイスに挟み、チチ輪にポリエステル糸50番で16回編込みます。
この時に、チチ輪の下に仕掛けピンチでラインを挟むと編み込みが楽にできます。
(仕掛けピンチは、TACKLE in JAPAN製)
③水中糸接続リリアン
遊動式の編み込み部分で折り返した輪に、ポリエステル糸60番を通して小さな輪が出来るように結び更に2回結びます。
次に3回ひねりの8の字結びでコブを作り、ヨリを入れ瞬間接着剤で固めます。
こんな感じで天上糸に食い込まないように小さな輪ができています。
遊動式天上糸は全長3.5mで折り返しが50cmにしています。
*ハリを結び直して水中糸が短くなった分を遊動式編込みを下げる事で、常に同じ長さとなります。
④水中糸をセット
水中糸先に4回ひねりのチチ輪を作り、天上糸のリリアン部分に止めます。
今回は全長8mの仕掛けなので、水中糸は5mでカットします。
カットした所から上部1m位の所をバイスに挟み目印を付けます。
目印は三か所で、ラインを貼った状態で目印で輪を作り、輪とラインを目印で2回潜らせて絞り込みます。
ラインを張った状態で付けるので、ラインに癖が付きません。
目印をカットします。
目印を左右に動かして緩いようなら、目印の両端を引き調整して下さい。
⑤ハリ結び
今回の結ぶハリは、ナノヤマメ5号
フィンガーノットで結びます。
結び終えたら余ったラインをカット。
0.2号と0.3号を作りました。
本流竿の入荷が待ち遠しいです。 (^^♪