今日は、鮎用和竿の手入れ・・・
毎年この時期に和竿の手入れをしています。
この和竿は、私が29歳で鮎釣りを始める時に購入した竿です。
先ず竿を出します。
6本継の三間半で、右上は竹竿に塗る「竹の精」と竹製のキャップです。
元竿には作者の名が・・・ 竿❓
竿を乾拭きして竿油を塗ります。
ウエスに竹の精を少し塗り、元竿から薄くしっかりと伸ばしながら塗り込みます。
並継部分も塗ります。
順次塗り込み穂持から穂先へと塗り込み、乾燥させます。
乾燥以後繋ぎ合わせててみます。
竹竿独特の撓り具合がいいですね~ (^^♪
元竿【下】に4番と2番を入れ、5番【上】に3番と穂先を入れて竹キャップをしてしまいます。
私が鮎釣りを始めた頃はカーボンロッドが高価なため、手頃な和竿を購入して鮎釣りを始めました。
長良川本流美並地区で、この和竿で鮎釣りをしていると、年配の監視員が来られて少し竿を持たせてほしいと言われた事が今でも鮮明に覚えています。
40年以上前に長良川本流(美並地区)で三間半の竿で鮎釣りをしていたとは、今では想像も出来ないかなぁ~
河口堰が無い時なので、鮎が掛かった瞬間に数メートル目印が吹っ飛ぶアタリが多く、素人でも当時は良く釣れました~ (^_-)-☆