私のような初心者の簡易ハイドロポニックスでは、小さいザル型の容器がたいへん便利です。
ビーツふた葉
ココヤシピート 猫ガード キッチンペーパー
ゲタを履かせて水から離すと、ほぼ全面空気に触れている状態になります。園芸で使うスリットポット(鉢)と同じような効果(酸欠・根腐れ防止)が期待できます。
これだけ底上げすると、たくさんの水を溜められ、水替え・追肥のタイミングが一発で判るようになりました。
追記12/22 スリット鉢について
スリットポット10cm角
水耕用のマイクロファイバー布巾と山椒の完熟種子
来年からプランター栽培にも力を入れるということで、とりあえず10cm角の育苗・株分けポットを購入しました。しっかりしたポットで、大幅値上がりして1個¥45です。構造的には、サークリングを防ぐためのスリットと突起が設けられています。多肉系のマニアなら、普通に使っているらしいです。この構造でサイズを拡大した10号鉢(30cm径)でもワンコインで手に入ります。元来業務用なので、安く仕上げているようです。
こういう優れた商品が、ホームセンターや百均には置いていないのは残念ですが・・・。(実物を見たことはないのですが、おしゃれな百均ショップに小さいサイズのスリット鉢があるようですが、CPは悪いですね。)
備忘メモ:
水の吸い上げ速度は、キッチンペーパー>バーミキュライト>ココヤシピート・ピートモス>ハイドロボール>パーライト>>台所用スポンジの順です。
キッチンぺーパーは、種を発根させるときと水の吸い上げに使っています。培地としての使用はスプラウトまでですが、生ゴミとして処分しやすいので重宝しています。今後、リセット時に、マイクロファイバークロスなど長期再使用できる化学繊維のものに変更していくつもりです。
バーミキュライトは、たいへん優秀だけど乾くと微粉が空気中に飛び散って呼吸器への危険を感じます。再利用するときは、煮沸か黒ゴミ袋に入れて炎天殺菌くらいしか方法がなさそうです。欠点は、水持ちが良すぎて空気不足になりがちなことと、水替えや追肥のタイミングが判りづらいことです。
ハイドロボールは、小粒を使っても小さい種や細い双葉の支持が難しいようです。再利用時の殺菌は、レンジでも可能です。
ココヤシピートは、ココナツヤシの廃棄物を粉砕した有機培土です。ホームセンターで見つけることが出来ませんでした。たまたま百均で「園芸ボード」という小さな圧縮板を見つけたので、置いてあるだけ購入して使っています。塩分・タンニンやごく僅かな微細砂(pH調整剤?)を含んでいるので、揉みながら何回も水洗いして水が透明になってから使っています。
ピートモスは、手に入りやすいので、ココピートの代用にしています。ブルーベリーに使うくらいの酸性なので、苦土石灰 などを使って一週間以上掛けてpH調整しなければなりません。(ピートは燃えるゴミです。)
なお、水耕栽培でよく使われる台所用スポンジは、草体の支持には使いやすいのですが、水を吸い上げないのであまり使わなくなりました。
スポンジも含めて、複数の培土を組み合わせながら使っています。
ご訪問ありがとうございました。