旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

北海道 道南・五稜郭、函館界隈

2014年07月05日 | 旅行
五稜郭公園の石盤



函館五稜郭

 大砲による戦闘が一般化した後のヨーロッパにおける稜堡式の築城様式を採用し、どの方向・角度から攻め寄せられても両側から攻撃を加えられるように堡を星型に配置している。

 当時の日本の城郭は、戦争と銃砲の発達を経験したヨーロッパと異なり、居住施設である御殿と軍事施設である要塞の分離がなく、日本式の城郭が大砲を用いた攻防の舞台となればどうなるかは、会津若松城などの写真を見れば明らかで、これを考慮した当時の最新式城郭であったそうです。

●城郭構造~稜堡式
●築城主~江戸幕府
 天守~なし、城主~なし
●築城年~1866年
●廃城年~1869年
●現存する遺構~土塁、石垣、堀、兵糧庫
●総面積、74,990坪(約247,466m²)。
※指定文化財特別史跡

特別史跡の説明看板


半月堡
全ての凹部に設ける計画だったのが予算の都合でひとつだけになってしまったそうです。



北海道で唯一の国の特別史跡 五稜郭の碑


五稜郭城内に続く一の橋・二の橋





高さは無いものの堅固に積まれた石垣


上部に特徴が

旧城郭にみられた「武者返し」がこんな形で用いられています。


五稜郭内の函館奉行所 【復元】
幕末の函館開港に伴って設置された江戸幕府の役所。




廻りには広い土地と樹木。 練兵場にも使われたそうです。


函館奉行所の説明看板


五稜郭から見上げた 五稜郭タワー
このタワー展望台から見下ろすと『五稜郭の形』がよく分かります。


公園内の展示物

 やはり 近代の戦争は大砲が多用され、弓矢や斬り込みなどの白兵戦という感覚は過去のものになっていたことが分かります。


 いつの時代にも正論・根性・気迫より最新鋭の武器を持っているかどうかが勝負を左右したのですね。アヘン戦争のように正義も悪もなく、強い武器を持っている者が何倍もの敵を簡単に制圧して「無理を通せる」のが世の常というのも悲しい現実という気がします。


函館界隈
函館市役所 庁舎


今でも市民の足になっていた路面電車


路面電車用信号機
黄色の矢印信号と赤色バツ印の信号表示。黄色の矢印は信号機に従って進行でき、赤色バツ印は路面電車は停止しなさいとの表示で、自動車のドライバーは意識しなくてよい信号機ですが路面電車のない地域の人には馴染みがないですよね。


函館 朝市と自由市場
JR函館駅のすぐ傍にありましたが 築地の場外市場をイメージして行くと的外れ。 殆どが観光客目当ての土産物売り場のような市場でした。

自由市場の中の人気店だそうで・・・

名前は覚えていませんが、一番人気といわれていた「丼」を食べてみました。 流石に新鮮。


函館の飲み屋横丁
昼間の訪問でしたから立寄りませんでした。八戸のみろく横丁・十和田三本木1955みたいなので次回は寄ってみたい所です。


土方・啄木浪漫館
地元の海産物店経営のオーナーが個人の趣味で蒐集した品を展示していたのですが仲々眼にできない品々が数多く展示されています。


浪漫館にあった自動販売機


浪漫館敷地内の 西条八十直筆 啄木歌碑 『砂山の砂に腹這い初恋の・・・』 


浪漫館隣接・啄木小公園 看板
啄木が好んで散歩し、啄木の一生のうちで最も楽しい期間を過ごして、一握の砂にも歌われた海岸が目の前に広がります


啄木像
詩集「あこがれ」を持って物思いに耽る姿



トラピスト修道院へ続く道
直線で続くポプラ並木の奥の真正面に修道院が見えます。


トラピスト修道院に附置されている教会

男子の修道院で、女子修道院であるトラピスチヌ修道院より観光地化されていなかったので印象はとても良かったです。
【トラピスチヌ修道院】


トラピスト修道院門外に設置されていたトイレの案内表示?

こちらは男子用? 女子用?

あまり見分けがつきません。


中に入ってみると天井から壁まで木製

門外の誰でも使える場所なのに とっても綺麗になっています

どこも、ここも 皆きれい。これも修道士さんの修道のひとつなのでしょうか




函館赤レンガ倉庫群
 【画像はありません】
 横浜赤レンガ倉庫は、誰も見向きをしない頃からよく知っており、当時実際に保税倉庫として使われていた海岸ふちにある陰気臭い汚れた倉庫というイメージを持ったままで、函館赤レンガ倉庫群を観たのでその美しさには驚きました。
 明治時代に政府が造ったものと民間が造ったものの違いはあるものの町並みを含めてゆっくりと鑑賞に堪え得るものでした。



函館山ケーブルカー
函館山山頂部

ふもとのケーブルカー駅を山頂から臨む


函館山頂展望台からの景色

函館市街が眼下に広がります



ここからの眺望は、市街の形がはっきりとわかります

少し モヤが架かっていますので幻想的な素晴らしいパノラマです

夜景は、残念ながら撮れませんでした。 次は、長崎の稲佐山の朝と夜の景色を見てみたいと思いますが叶うかどうか・・・
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