春の叙勲
週末に、仲間数人と会った時に勲章を授与されたことを知らされて拝見しました。
日本国令和天皇が大きな日本国璽を押し、内閣総理大臣の名が入った勲記もいただいているそう
『こんなもの何の価値もない』 という人も多いですが。。。
この冊子を拝読したら
某IT企業の大金持ちの若い経営者や、立憲民主党の国会議員の某副代表のような人間が守るべきマナー以下の最低ラインの法律も守れず かつ言い逃れもできずに100%完璧な犯罪者として刑務所収監の懲役経験者のように刑務所でお勤めをした科人、お国の税金の施設と人員と起臥寝食まで面倒を看てもらったような人は逆立ちしても絶対にもらえません。
加えて自分は犯罪者でなくとも親兄弟に前科のある人も受章することはありません。
勲章と褒章は全く異なり 褒章は「国が褒める」、勲章は「国が讃える」もので 紺綬褒章などは公的機関や福祉関係などに500万円を寄付すれば誰でももらえるものなので 怪しげな企業の代表者が自社の信用力を付けようとしているのか?寄付して褒章をもらって自社のHPに写真を表示したりしています。
旭日章は建制順でいうランクでは文化勲章よりずっと上位の勲章らしいです
春と秋の叙勲では合計4000人ほどが内閣賞勲局から内閣に推薦され、総理大臣以下全大臣から承認されて (閣議決定) 後に天皇に上奏・裁可 (決裁) を受けて決定されるそう
春と秋の叙勲では合計4000人ほどになるので
『1度に2000人以上も貰えるから有難くない』
という意見も・・・
たしかに 春と秋の叙勲で全国では2.000人づつの受賞者があったとして年間だと4.000人。
10年で4万人、100年で40万人です。
2022年の日本の総人口は 1億2.620万人。
1万年を経ても4.000万人で日本人3人に1人しか戴けない。それも犯罪歴などがあったら受賞できない。
2024年は日本書紀による皇紀2684年。明治元年1868年から毎年必ず4000人が叙勲を受けていると仮定しても62万4千人ですから1億2.620万人いる日本国民がもらう確率は。。。
『民生委員のオバサンだってもらっているじゃないか!』
という意見もあります。
但し、それは 「国又は公共のために」 「30年・40年という永年続けた」 という簡単にはできない行為を続けられてきたから。
IT企業の若社長や某代議士は自分の利潤などの追求のために努力して付随する結果として納税 (散々工夫して頭を使って節税した残りを納税) してきただけで、価値がまるで違っているのでしょう。
『褒賞』は、芸人でも落語家だとしても戴けますし 紺綬褒章のように500万円以上の寄付をすれば誰でも貰えるものもあります。
『勲章』は 国家や公共の役に立った人かつ犯罪などの前歴や反社会的非難をされる行動が一切無かった人だけに限定されています。
『勲章なんて価値が無いから売れもしない』
という意見。
たしかに純銀と七宝で造幣局が造る費用も20万円ていど、漆塗りの箱が5万円ていど。売ろうにも売れないでしょう。まあ本来売買するものとは根本的に違うのでしょう。
でも買おうと思っても100億、1000億円払っても買えないものなのですね。
受賞者のみなさんが蔭となり陽向となりして黙々と働いていただいたおかげで今の日本がある。と、日本国が公けに認めた方々です、ここは素直な心でお祝いをしたいと思いました。
自分で自分に最高勲章を出してる人もいましたが
平安時代ころには『身分が最優先』の時代でしたから「権謀」「術策」「謀ごと」で皆が少しでも上の『身分』が欲しくて、その身分を『帝 (天皇) 』の胸先三寸でデタラメに『叙位・叙勲』を与えて【位階の従三位以上が貴族】平民(国民)が飢饉や災害・疫病などで、飢えようが死のうが皇族・華族・貴族・公家たちは歌会・舞踏会・園遊会・蹴鞠り・不倫恋愛・性的乱交の限りを尽くして遊び呆け、平民(国民)を蔑み疎みながら重い租税を掛けて自分たちは遊びに耽っていたそうですから当時の帝と重臣たちの胸先三寸で恩賜された叙位・叙勲・勲記とは全く違う価値のあるものなのでしょう。
勲章を受けた友人は年金と貯蓄でつましく暮らしており、どこから見ても貧相なおじいさん。ですが・・・
同じ時に入居金5億数千万円の老人ホームを検討している友人が「俺は国に税金をお前の数百倍以上払っているのに勲章をくれないのは片手落ちだよな~」と愚痴っていました。