旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

1970年 東京モーターショーガイドブック 【サルーンほか】

2015年06月29日 | 想い出
三菱・デボネア
【排気量1998CC、115PS、16.5㎏、価格89万5千円。最高速度160㎞、燃費未公表】
 現在も時折り町で見掛ける『シーラカンス・デボネア』やっぱり丈夫なのでしょうね。
5ナンバーサイズにはとても見えない大きな車でした。



日産・セドリック
【排気量1998CC、115PS、16.5㎏、価格89万5千円。最高速度160㎞、燃費未公表】
 社長さんの送迎車、パトカー、タクシーなどなど色々な場面に使われた落ち着きと風格のある自動車です。 最近の昆虫のようなフロントグリルの車とは一線を画します。



日産・グロリア
【排気量1998CC、125PS、16.5㎏、価格111万円。最高速度170㎞、燃費未公表】
 こちらも風格では劣らないプリンスのフラッグシップだったグロリア。価格はセドリックよりも高いのですが性能に優り、内装も凝っていました。


トヨタ・クラウンHT
【排気量1988CC、115PS、16.0㎏、価格123万8千円。最高速度160㎞、燃費未公表】
 当時のトヨタ車の特徴でしょうか? スタイルは良いのに、重い・力がない・走らない・足回りグニャグニャ・思ったようには曲がらない・錆びにくい・値段が高いという車でした。


クラウンHTサイドの美しいボディライン


トヨタ・クラウン セダン
【排気量1988CC、105PS、15.5㎏、価格89万1千円。最高速度150㎞、燃費未公表】
 クラウンセダンはHTと違ってスタイルの評判は良くなかったようでした。



マツダ・ルーチェ
【排気量1796CC、100PS、15.5㎏、価格82万円。最高速度165㎞、燃費未公表】
 上記のクラウンはドラムブレーキ・3速コラムで利便装備は殆んど無し。このルーチェは中間グレードにもかかわらず、ディスクブレーキ、4速フルシンクロ、衝撃吸収ハンドル、ドアーのオートロック、パワーウインドウ、ステレオ、その他フル装備でした。


サイズが大きかったので、自動車教習所の教習車にも使われていました。


日産・スカイライン1800セダン
【排気量1815CC、100PS、15.0㎏、価格73万7千円。最高速度165㎞、燃費L/18.0㎞】
 スカイラインは、1500と1800と2000のGTがほぼ同一デザインでしたからGTでなくとも素敵でした。 内装は貧弱で、シートのバネ折れや内張りの伸びと破れはありましたが何より「運転者の思った通りに車が動く」「手を動かした先に望むスイッチがある」「初めて運転しても前から自分の車だったような感覚」などが気に入っていました。


いすゞ フローリアン・ツーリングスポーツ
【排気量1817CC、115PS、15.5㎏、価格未登載。最高速度175㎞、燃費未公表】
 フローリアンのスポーツバージョン
旧セダンの異形のヘッドライトと室内が広かったことが印象に残る車です。



三菱・ギャラン1500GSⅡ
【排気量1499CC、105PS、13.4㎏、価格76万6千円。最高速度180㎞、燃費未公表】
 ウェッジシェイプのスタイルがアメリカ的で発売当初は話題になりました。



マツダ ファミリアブレスト1300 4ドアデラックス
【排気量1272CC、75PS、10.5㎏、価格53万1千円。最高速度150㎞、燃費L/21㎞】
 リクライニングシートが付くとあと7千円追加になると書かれています。そういえば、リクライニングシートや時計、ラジオは上位グレードしか付いていなかったような… (クーラーやステレオなんて夢の時代でした)

 シートは殆んどの車がビニール製で、冬はとても冷たいけれど雑巾がけすれば直ぐに綺麗になりました。


スバルFF1-1300G
【排気量1267CC、93PS、10.5㎏、価格69万円。最高速度170㎞、燃費L/21㎞】
根強いファンを持ったFF1は今でもあの独特の排気音を響かせて町中を走っているのを見掛けます。


日産・サニー1200クーペGX
【排気量1171CC、83PS、10.5㎏、価格63万円。最高速度160㎞、燃費L/21㎞】
 1000ccで大ヒットした『サニークーペ』のひと回り大きくなった新型。その後トヨタスプリンターに合わせて1400ccになります。
 軽くて、早くて、丈夫で、思うように走る車でした。



トヨタ・スプリンターSL
【排気量1407CC、90PS、12㎏、価格63万4千円。最高速度160㎞、燃費L/20㎞】
サニーとの排気量争いで『隣の車が小さく見えま~す』のCМは記憶に残っていますが、サニーより236ccの排気量増しにしましたが価格以外は全てにサニーの相手になりませんでした。



トヨタ・パプリカ1000
【排気量993CC、58PS、7.9㎏、価格39万5千円。最高速度140㎞、燃費L/23㎞】
その名のとおり、一般家庭でファミリーカーとして家族でドライブに使われていた親しみやすい車です。


ダイハツ コンソルテ1000
【排気量958CC、58PS、8㎏、価格46万2千円。最高速度14㎞、燃費L/23㎞】
パプリカの姉妹車でフロントグリルと装備が違っていました。



日産・チェリーX1 1200 セダン
【排気量1171CC、80PS、9.8㎏、価格54万5千円。最高速度160㎞、燃費L/22㎞】
走り屋の車として有名になってしまった小排気量車。 後にクーペX1が発売され、強烈な走行性能にビックリしました。



日産・チェリー 1000 2ドアセダン
【排気量988CC、58PS、8㎏、価格46万円。最高速度140㎞、燃費L/24㎞】
2ドアも4ドアも外観上の差は僅かなものでした。


 当時自分でセリカSTを使っていましたが東名や名神高速などでチェリーによく煽られていました。
 何故か、当時の日産とトヨタはカタログ数値より実際に道路を走らせると両社の車は「走る」「曲がる」「止まる」において草野球チームとメジャーリーグの違いが感じられました。 【あくまで1970年当時の私感です。今ならトヨタが…】
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