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 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

日本の職人技、あれこれ

2018年02月09日 | グチばかり
ホットサンド器
食パンを挟んで湿度を保ったまま焼き上げる。 半世紀近く前に購入したもの。
使用回数も数千回、なのに今でも全く不具合は無し!
当時1000円程度で購入。給料月額が27000円ほどの時代でしたから結構なお値段でしたが一生もの。



大正時代のアイロン
炭を入れて使う、鉄と木だけで構成する製品。 さすがに今は使いませんが… 手入れをして、不便を覚悟で使おうと思えば使えます。


手入れさえしていれば 『壊れない』 『いつまでも使える』 一度買ったら一生物の製品。  これが日本製品の素晴らしさ


こちらは、工業製品ですが職人の技が生きている精密機械の時計 【セイコー、シチズン製腕時計】
いづれも昭和40年代の腕時計。何の手入れもせずに使い放題で半世紀。激しい作業や洗面、水泳中にも使っても全く故障無し!



それなりの値段はして当時では貴重品の部類でしたが、職人の自負でしょうか? 丈夫な物を造るにはそれなりのコストが掛かるし、買ってもらった人に満足してもらえるモノを造るという 『良心』 が感じられる製品です。

現在はグローバル化で、安ければ良い、儲かれば良い・売れれば良いという中国・韓国製品が
売り上げを増やして、日本製品も売れなければ成り立たなくなって価格競争の末に材料の質を下げ、コストをカットし、中国・韓国並の製品が急増している感があります。


日本古来の職人気質は
・一徹、頑固
・口下手 【口下手だから詐欺師のような流暢な言葉で教えられないから 『俺の仕事を見て、盗んで覚えろ』 などという言葉が普通に使われていたのでしょう。 流暢な言葉を覚える暇があれば仕事に使うのが当たり前の世界】
・口が上手な職人はいない
 『ゴルフの上手い寿司職人の話』 というのがあります。
 あそこの寿司屋はオヤジが寿司技術は低いけれどゴルフが上手くて素晴らしいなんて店に寿司を食べに来る人はいない。という話。 納得。


今は商才が優れた人 (倫理観の有無は問わない) がモノ造りの指揮を執って大商いをしているパターンが多くなり現場の技術者の意見は通らないようで…

庶民大衆も商人が作った製品を 『安かろう・悪かろう』 であっても 『価格を基準に購入する』 ようになり 『良い製品でも売れなければ会社が持たない』 ので粗悪品を安く販売する、すぐに壊れてゴミになり環境破壊に繋がるという悪循環

粗悪品と競わないという西欧のブランドメーカーの品物は高くても売れています。
日本製品も暫くは冬の時代が続くかも知れないですが、一徹に 『コストはかかっても良いモノを造り続ける』 ことこそが将来のmade inJapanの信頼につながる気がします。
中国や韓国は国民性や国民の能力から 『良いモノを造ろうと思っても作れない』 のだから…

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2 コメント

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私も使っています (団塊世代)
2018-02-22 15:16:22
ホットサンド焼くやつ、私も同じものを今でも使っています。
もう、30年か40年たつかもしれないけど確かに壊れませんね。最近の品物ではこんなのは無いですな。
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団塊世代さんこんばんは (ブログ管理者)
2018-02-22 22:39:35
 私は団塊世代より少し若い世代なのですがそれでも昨今の日本製品のいい加減さにはあきれるばかりです。

モノ造りに誇りを持って取り組む職人気質を大事にして欲しいです。

金儲け優先、商売優先をやっていると中国・韓国と変わらなくなるばかりかベトナムやミャンマーの人に追い越されますよね。
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