昨日の「ヨイトマケの記事」を見て某テレビ制作会社に勤務する後輩が連絡して来ました。
後輩の知人は、コロナで女性が大打撃を受けているという番組で(既に放送済みらしいのですが)
若い女性、年配女性、企業経営の女性、シングルマザーの女性等々が雇止めや収入減、ローンの支払いなどで苦しんでいるのに政府は無策であることに誘導するような番組だそうです。
登場する『悲惨とされる』女性たちの大部分が
現実には国からの支援で
🔶1人10万円の給付金で40万円
🔶毎月14万円の各種支援金
を貰っていたり
🔶第三者からみても自ら容易に我慢できる範囲の理由で離婚していたり
🔶無計画な自宅購入をしてローンを抱えていたり
🔶家族の携帯電話に使用料3万円弱ものお金を支出していたり
🔶極貧な女性なのに一般主婦が行けないような高額なネイルサロンに通っていたり
🔶生活に必須でない車を所有して、徒歩5分を面倒がっていたり
企画自体が コロナで打撃を受けている女性、貧困・可哀想な女性 という前提にあるので現状の都合の悪い部分には目をつぶり、企画案に沿った演出と編集は仕方がないのですが「ヨイトマケのお母さん」とは異次元の現代女性でしたよ。
という意見でした。
話の中に
90分の通勤で大変なシングルマザーもいたそうですが私個人は、アパートから徒歩8分、バス15分、電車乗り換え4回、その後に徒歩30分を費やして片道4時間、往復8時間の通勤を続けていた経験があります。
会社から1分で済むような用件で呼び出されて往復したことも何度もありました。
朝は真っ暗なうちにアパートを出て、始発の電車はヒーターが効いておらず冬は凍えて通勤し、帰宅は深夜近く。睡眠時間は常に3~4時間。テレビを見たりする余暇時間はゼロの時期も多くありましたが特に3Kとか4Kとか感じたことはなく張り合いのある仕事を続けられました。こんなレベルのものは他人から言われないと苦労だったとも気付きません。
番組企画の際に被害女性ありき、政府の無策ありき、等々で取材を進めると現実には企画に沿わない場面も出て来るのでしょう。
でも、善良な一般市民は信じてしまいますからそんなフェイクを流さないで欲しいものです。
そんな番組ばかりなんでしょうね~。。。
一体、何を信じれば良いのかが分からなくなって来ました。
これは国民自身によるものですが、今風に言うと「政府が悪いからこんな世の中になる」ということでしょうね。みんな国民自身がやっていることなんですけど何でもかんでも誰かのせい。。。