お城のお殿様がある”風の強い冬の夜”に天守閣に家老を集めて「今夜は風が強い。火事に気をつけるように」と指示をしました。
それを受けて家老たちは、奉行を集めて同じように「今夜は風が強 い。火事に気をつけなさい」と上意を伝達しました。
奉行たちも配下を集めて「今夜は風が強い。火事に気をつけろ」と正確に上意を部下に指示しました。
そして、その夜に火災は起きてお城は燃えてしまいました。
【各々誰も火災を防ぐための具体的な行動を的確にしなかったから。】
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これは昔から伝えられる教訓の「城の火事」という逸話です。
この逸話の趣旨は、組織として上意下達がなされているかではなく、各々の司、司でその役割が出来ているか否かの話だったです。
首相から
「今は武漢ウイルスが猛威を振るって戦後最大の危機であるから一刻も早く国民にとって安心な生活を与えられるようなあらゆる方策を採りなさい」
という指示を閣僚にしました。
閣僚 (指示を受けた厚生労働省とワクチン担当大臣) は「今は何ができるか、何をすべきか」を優先度・重要度・緊急度を総合的に勘案し、頭を使って、対策を練り対策のメリットとデメリット、現場で起きるであろう齟齬まで想定し配慮と支援策を講じて担当の司に勤務する職員に必要な指示をしました。
担当省庁の幹部や職員は 各都道府県に対して、微に入り細に入る指示をして間違いのない対応をさせるようにしました。
各都道府県は、当然ながら市町村に対して国が都道府県に対して行なったような詳細かつ具体的な指示と必要な支援をしました。
現在の日本は
🔶コロナワクチン31回分を廃棄 翌日分、誤って充塡 岩手・北上市
🔶神戸市 コロナワクチン960回分 常温で最長3時間放置 廃棄
🔶宮崎・五ケ瀬町、新型コロナワクチン50人分を廃棄
🔶東京都、ワクチン36回分を誤廃棄
🔶新型コロナワクチン13回分を廃棄 名古屋・集団接種会場
予め決めておかなかったことによる混乱
🔶〇〇市で市長が余ったワクチンを優先接種
担当特命大臣の無責任さ
🔶河野大臣「ワクチン接種が上手くいくかどうかは自衛隊次第」と発言
🔶河野大臣「接種するワクチンが選べるというのは間違いでした」と発言
過去には、「組織のトップ」は部下に対して「〇〇をやれ、何時迄にやれ、シッカリとやるんだぞ!」「間違いのないようにな!」等々
お城の殿様のように具体的に指示しなくても脇を支える番頭役や重臣幹部がトップの意向を忖度して、自らの頭で考え、工夫し、起こり得る事態を想定して事前に手を打ってミッションを成功させていました。【成功の手柄はトップに、失敗は自分が責任を取ってもいました。】
🔶武田信玄には山本勘助
🔶上杉景勝には直江兼続
🔶豊臣秀吉には竹中半兵衛と黒田官兵衛
🔶徳川家康には本多正信をはじめとする四天王
🔶ホンダの創業者、本田宗一郎には藤沢武夫
🔶安倍晋三には菅義偉
トップが一旦号令を発すれば、スタッフは自然と笛や太鼓で踊りだす組織・職場とその一方「笛吹けど踊らず」の組織・職場もあります。
私が勤務していた某市役所では、職員が「失敗したら市長が謝ればいいんですよ、そのための市長ですから」 「市長とは縁も恩もないです」等々が常識になっていて何も知らされていない市長に本気の箴言もなければ副市長も本省に戻ることを前提の腰掛け状態でした。県庁も似たり寄ったり。
最近の政府を見ていると「国」もなのか?と感じます。
菅首相には脇を支える有能な人材はいないようです。
武漢ウイルスレベルでこの混乱。ハマスがイスラエルにロケット弾を3500発も撃ちこんだように、日本へ他国のミサイルが2000発ほど着弾して、強襲揚陸艦から1万人ほどの兵隊が攻め込んで来たらこんな日本で対処できるのでしょうか。。。
でも 凄い頼りになる野党がいるから
大丈夫でしょう(^-^)v
懸命にやる人を叩いたり、冷かしたり、批判したり、極端に弱者とされる障害者・高齢者・貧困者・LGBT・おなべ・おかま等々を厚遇し、健常者に異常な圧力をかけて「正直者がバカを見る社会」になってきています。
マッカーサーが怖がって、日本人精神の破壊をしましたが今はC国の諜略に蝕まれていると感じます。