ひと昔前に旧ソ連のカザフスタンでは
空港税関職員や警察官までが極悪人ばかりで
交通違反は現金を渡せば見逃してくれる、犯罪も賄賂でどうにでもなる。
賄賂を要求する、お金を持っていると見られれば、何もしていなくても犯罪者として扱われて金銭を要求され、空港で警官や税関職員に袖の下を払わなかったら「この航空機に乗れないようにしてやる」「パスポートが切れて帰れなくしてやる」と言われた
賄賂を要求する、お金を持っていると見られれば、何もしていなくても犯罪者として扱われて金銭を要求され、空港で警官や税関職員に袖の下を払わなかったら「この航空機に乗れないようにしてやる」「パスポートが切れて帰れなくしてやる」と言われた
・警官に物陰に連れて行かれて殴られる、物を盗られる、等々は当たり前。警察を呼んでも来た警察官も仲間ばかり…
その代わりに輸入・輸出禁制品でも現金を握らせれば何でもOK
という驚愕の体験を友人から聞いていました
🔶 🔶 🔶 🔶 🔶 🔶
昨日 カザフの小学生 〇〇ちゃんを連れて大規模店舗内を歩いているときに
前を歩いていたお婆さんが財布様の物を落としました
常日頃から目ざとい〇〇ちゃん 直ぐに駆け寄って拾い上げました
私が「ありがとう」と言って受け取って前を歩く高齢女性に渡そうとすると
〇〇ちゃんは財布をガッチリ掴んで放しません
私が「この財布はあのお婆ちゃんのだから渡そうね」というと
私に向かって
「バッカじゃない」
「これはワ・タ・シのなのっ!」
と自分のスカートの中に入れました (驚)
チョッと腹が立ったので 半ば強引に財布を取り返し、走って落とし主の高齢女性に渡しました。
〇〇ちゃんは帰宅後も「私に盗られた財布」が残念で泣きながら親御さんに訴えていました
親御さんから
★ モノは落としたら もうその人の物ではない
★ 拾ったら その瞬間から自分のもの
★ 何か拾ったらラッキー 自分のものだから返す必要は無い
★ 当然店舗管理者に届けたり、警察に届けることはない
★ 届けても 店員や警官が自分のものにするのは明らかだから
★ 何でもカネで解決できる
世の中に 賄賂を貰わない人間はいない!
と、説明されました
私は
『何かを拾ったら100パーセント届ける、自分のものにするなんて考えは絶対に起きない』
『落とした人は、きっと困っている』
『ネコババという皆が嫌悪する言葉が日本にはある』
と説明しましたが理解できない様子でした
こういった考え方を基準とする諸外国の方々が観光客として我が国に年間数千万人も訪問してくるというのは少し怖い感じもします
日本の常識は世界の非常識 とは耳にする言葉ですが世界はどうあれ、日本文化は『拾い物は届ける』です
他の国には、ない常識が、素晴らしいです。