唐津焼と全７室の料理宿 そのⅡ

・・・昨日の続き。

フロントで、クーポンをいただいて
お部屋に案内していただきます。

建物は古くて、
右へ左へと曲がりますので迷いそうですが、
キチンと掃除が行き届き、とても綺麗！

お部屋には、床の間に壺。



我家好みの渋さです。
ダメだよ、持って帰っちゃ！

早速お風呂へ。



残念ながら、ココは温泉ではありません。
しかし、
大きな湯船に、のんびり入ると気持ちイイ！

風呂上りには、



はい、ビール！(笑)
２階の窓から、大正時代に作られた
山水庭園を眺めながら、グビリ。　旨い！

庭の向こうには、松林が見えます。
虹の松原東の浜がすぐ傍のようです。

お宿の下駄を借りて、ちょいとお散歩。



おっ、子供達が早くも海岸線で水遊び。
波打ち際まで行きたい所ですが、
下駄ではチョいと無理。
ここから眺めましょう！

宿に帰って、１８時３０分から夕食。
ここのお宿は、お部屋食。

再び、ビールで乾杯。



素敵な唐津焼に、



料理長渾身の「唐津懐石くずし」と題した
手の込んだ料理が、



次々と登場！
お～、お待ちかねの烏賊の活き造り。



これが喰いたくて、
唐津までやってきました。(笑)

この、石焼きの烏賊も旨かった。



料理も器も、一品ずつ説明して下さいますが、
すぐに忘れてしまいます。(笑)

しかし、この一品は忘れません。



「煮穴子の蒸し物」
はい、
十二代人間国宝の器です。



それだけで、
一味も二味も、違います。
落とすなよ！！

鯛のかぶと煮は、
こんなデカい器で！



全ての料理が、
素材を生かした味付けで、旨い！

最後のご飯は、
契約農家さんのコシヒカリ。



しっかり頂きました。
ビックリしたのは、妻が御飯のお代わりをしたこと。

しかも、



チャンとこっちも、二人前平らげました。(笑)

大満足の夕食でした。

食後に、
またお風呂に入って、２３時過ぎ就寝　

翌朝、
やはり、朝の目覚めは早い。
夕食に、
ビールに焼酎を頂いたので、トイレが・・・。
しかし、
大浴場は６時半から。
部屋のユニットバスには、入る気がしないので、
しばし、ＴＶ鑑賞。

６時半に一番風呂。
今日も、独り占め。
そう言えば、昨日から他のお客さんを
見かけません。
もしや、独り占め？？？　ラッキー！(笑)

風呂から上がって、７時半。
朝食は、食事処で。
わざわざ部屋まで迎えに来て下さいました。
有難うございます。



素敵な器と共に、こだわりの食材たち。
　唐津の一夜干し
　川島豆腐のお料理たち
　自家製ちりめん山椒
　有明産の一番海苔　等々・・・

驚いたのは、朝からお茶漬け。



塩ウニがのった焼むすびの茶漬け。
サラサラっといただいた後に、
もちろん契約農家さんのコシヒカリも。

旨かった！

食後には、珈琲。



素敵なカップで、いただきました。
ご馳走様。

吟味された食材と
化学調味料は一切使わず、
味醂・砂糖を極力控え、
素材のうまみを引き出す様
細やかに心配りされた料理の数々。
温かいおもてなしの素敵なお宿。

食後にもう一度お風呂に入って
９時過ぎにチェックアウト。
わざわざ玄関先で、
お見送りまでしてくださいました。
お世話になりました。

さてさて、
クーポンをいただいてるんで、
唐津土産を何時もの「うまかもん市場」で
買って帰ろうと、立ち寄ったら、「あれっ？」
駐車場に車がいない・・・。
あちゃ～！
駐車場の工事のため臨時休業だそう。

それならば、
「おさかな村」へ引き返しましょう。

しかし、
欲しかった「アラカブ」は見当たらず
お土産を、数点買って帰路につきました。

今回、
初めて訪ねた「松の井」。

美味しい料理に魅了されました。
これに温泉があれば、最強なんですが・・・

また桜の時期に、
訪ねることにしましょう！

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