長い一日でした。いや、長い二日間でした(汗;
土曜日、朝の9時半から青山で「サントリー1万人の第九」のレッスン。夜は「郁の会」の練習。朝は5時起きして・・。午後は何もすることなく、かと言ってホテルにでもいかないと昼寝もできません。合唱仲間数人と東京国立博物館の「空海展」へ。我が家は京都博物館に室町時代の陶器を貸してあるので無料入場パスがあるんです。お目当ては千手観音像。流石に博物館に展示されてライトアップされると、信仰の対象から見事な実術品に・・。
ゆっくりとたっぷり堪能してアメ横へ。目的は上野屋さん。ステージ衣装専門のお店です。旅回り芸人御用達みたいな、ちょっと気恥ずかしくなるようなケバイ衣装がズラリと並んでます。日曜日の発表会での衣装がまだ決まってません(汗;
今回は軽い演目なのでタキシードではなく少し崩そうかと思っているんんですが・・
そこで見つけたのが、光沢のある黒縦縞織柄のスタンドカラーシャツ。カラー部はボタン無し。前ボタンは金縁取りの黒。ライトが当たると織り地紋が微妙に光ります。これをタキシードではなく、少し細身のディレクターズスーツと合わせます。
全身黒尽くめ、ゴールドの少し大きめのラペルピンと真紅のポケットチーフを合わせると、チョイ悪オヤジ全開モード(w
あ、衣装の話ばっか(汗;
さて、その日は夜の合唱練習に出て、夜中の高速を飛ばして帰宅は深夜2時近く。本番の日曜日は10時から声出し。4時間程度の睡眠で会場についたのが30分前。かなりタイトなスケジュールですが意外に声が出ます。以前では完全に喉がダウンする状況ですが、ボイトレのお陰で無理なく発声できるようになったのでしょう。
36人も歌うのですからリハは一人3分。2曲の難しい部分だけさらって終了。後は出番を待つだけ。この待ちが・・・一番キツイです。楽屋は着替え用の上り框のようなフロアがあり、横になることも出来るのですが、ここで寝ちゃったら折角の朝のウォーミングアップもリハも台無しになっちゃいます。客席で観客に混じって仲間の歌を聞いたり、外に出て気分転換したり・・。
この発表会は演奏会と違いホールを借りて師匠の弟子たちが思い思いの歌を披露します。入場は当然無料。300席くらいのホールですが観客は出演者の一部を含めて・・そうですね常時100名弱でしょうか。出演者の知人や、我々の演奏会の常連さんたちです。中には前の席に陣取って歌い終わるごとにプログラムにしきりに何か書きこんでいらっしゃるご婦人も。結構厳しいチェックが入ってるんだろうか(汗;
さて、自分の出来ですが・・さらっと自分の空間を作ることができちゃいました(笑)Idealeも柔らかく入ることが出来たし、ドン・ジョヴァンニも軽やかにレガートに歌えたし・・。短い曲でしたがあっけなく終わっちゃって物足りない(w
折角調子よく歌えてるのに・・もっと歌っていたい・・と思いながら舞台を降りました。
終演後の打ち上げでは、師匠から「歌も振る舞いもとっても素敵でしたよ。これからが楽しみ・・」と初めてダメ出し無しの満点を貰っちゃった(^^
#まあ、多少褒め殺しの感も無くはないけど(w
どうやらMCを含めて、この1年、多くの舞台を踏んできた積み重ねが心の余裕を生み、発表会という気楽さも手伝って良い演奏に結びついたんだと思います。
過去日記にも書きましたが、押し声を克服して軽やかに艶のある声を出すことが少しは出来るようになってきたのも自信になっています。無理に大声を出さずともホールに声を響かせることができるし、F以上の高音域も恐れなく飛び込んでいける・・という余裕も生まれました。
そんなこんなで、一つの階段を上がることが出来たことを確認できた発表会でした。
さて、次は来春に向けてヴェルディの仕込みです(^^
土曜日、朝の9時半から青山で「サントリー1万人の第九」のレッスン。夜は「郁の会」の練習。朝は5時起きして・・。午後は何もすることなく、かと言ってホテルにでもいかないと昼寝もできません。合唱仲間数人と東京国立博物館の「空海展」へ。我が家は京都博物館に室町時代の陶器を貸してあるので無料入場パスがあるんです。お目当ては千手観音像。流石に博物館に展示されてライトアップされると、信仰の対象から見事な実術品に・・。
ゆっくりとたっぷり堪能してアメ横へ。目的は上野屋さん。ステージ衣装専門のお店です。旅回り芸人御用達みたいな、ちょっと気恥ずかしくなるようなケバイ衣装がズラリと並んでます。日曜日の発表会での衣装がまだ決まってません(汗;
今回は軽い演目なのでタキシードではなく少し崩そうかと思っているんんですが・・
そこで見つけたのが、光沢のある黒縦縞織柄のスタンドカラーシャツ。カラー部はボタン無し。前ボタンは金縁取りの黒。ライトが当たると織り地紋が微妙に光ります。これをタキシードではなく、少し細身のディレクターズスーツと合わせます。
全身黒尽くめ、ゴールドの少し大きめのラペルピンと真紅のポケットチーフを合わせると、チョイ悪オヤジ全開モード(w
あ、衣装の話ばっか(汗;
さて、その日は夜の合唱練習に出て、夜中の高速を飛ばして帰宅は深夜2時近く。本番の日曜日は10時から声出し。4時間程度の睡眠で会場についたのが30分前。かなりタイトなスケジュールですが意外に声が出ます。以前では完全に喉がダウンする状況ですが、ボイトレのお陰で無理なく発声できるようになったのでしょう。
36人も歌うのですからリハは一人3分。2曲の難しい部分だけさらって終了。後は出番を待つだけ。この待ちが・・・一番キツイです。楽屋は着替え用の上り框のようなフロアがあり、横になることも出来るのですが、ここで寝ちゃったら折角の朝のウォーミングアップもリハも台無しになっちゃいます。客席で観客に混じって仲間の歌を聞いたり、外に出て気分転換したり・・。
この発表会は演奏会と違いホールを借りて師匠の弟子たちが思い思いの歌を披露します。入場は当然無料。300席くらいのホールですが観客は出演者の一部を含めて・・そうですね常時100名弱でしょうか。出演者の知人や、我々の演奏会の常連さんたちです。中には前の席に陣取って歌い終わるごとにプログラムにしきりに何か書きこんでいらっしゃるご婦人も。結構厳しいチェックが入ってるんだろうか(汗;
さて、自分の出来ですが・・さらっと自分の空間を作ることができちゃいました(笑)Idealeも柔らかく入ることが出来たし、ドン・ジョヴァンニも軽やかにレガートに歌えたし・・。短い曲でしたがあっけなく終わっちゃって物足りない(w
折角調子よく歌えてるのに・・もっと歌っていたい・・と思いながら舞台を降りました。
終演後の打ち上げでは、師匠から「歌も振る舞いもとっても素敵でしたよ。これからが楽しみ・・」と初めてダメ出し無しの満点を貰っちゃった(^^
#まあ、多少褒め殺しの感も無くはないけど(w
どうやらMCを含めて、この1年、多くの舞台を踏んできた積み重ねが心の余裕を生み、発表会という気楽さも手伝って良い演奏に結びついたんだと思います。
過去日記にも書きましたが、押し声を克服して軽やかに艶のある声を出すことが少しは出来るようになってきたのも自信になっています。無理に大声を出さずともホールに声を響かせることができるし、F以上の高音域も恐れなく飛び込んでいける・・という余裕も生まれました。
そんなこんなで、一つの階段を上がることが出来たことを確認できた発表会でした。
さて、次は来春に向けてヴェルディの仕込みです(^^