ー インターバル速歩 ー
5か月間のインターバル速歩で中高年者の体力が向上
上 ひざを伸ばす筋力
中 ひざを曲げる筋力
下 最高酸素消費量
「能勢特任教授らは、約250人の中高年者を「インターバル速歩」「1日1万歩のウォーキング」「何もしない」の3グループの分け、5か月後に体力がどう変化しているかを調べた。
その結果、インターバル速歩のグループは、ひざをのばす筋力が平均13%、ひざを曲げる筋力が平均17%、最高酸素消費量が平均10%向上していた。
一方、1日1万歩のグループは、1日あたりの歩数がインターバル速歩のグループより多かったにもかかわらず、何もしないグループと同じく数値の改善がほぼないかあっても小さかった。」
(「Newton」2021.7 「ウォーキングの最新科学」よりタイトル、グラフ、字句とも原文のまま )
〇 インターバル速歩とは
「ややきつい」と感じるくらいの早歩き3分、普通のペースの歩行3分
のくりかえし。1日5セット(1日30分)、週4回以上。
ただし、3分ごとのくりかえしは厳密である必要はなく、歩くコースな
どに応じて自由に設定してよい。また、1日30分を一気に行わず朝と夕な
どに分けても問題ない。週4日がむずしい場合、週末などにまとめて行っ
てもかまわない。(同誌抜き書き)
〇 能勢特任教授
能勢 博 信州大学大学院医学系研究科特任教授(同誌)
・・・この記事を見てびっくりし、びっくりがしぼまぬうちにと、さっそく次の日からウォーキングの合間に3回ほど速歩を入れてみた。
確かに今までよりきつい。きついが、歩きにメリハリがあるから気分はいい。
輪をかけてびっくりしたことがある。ウォーキングの後いつものように公園立ち寄って、丘の斜面で腕立て伏せなどやっていたら、すぐ傍をタッタッタと駆け登ってくるご婦人がいた。50年配である。丘のてっぺんまで行くと元の所へ歩いてもどり、また駆け登る。足元は一面の芝、斜度7~8%、長さ約50メートル。10回まで数え、オバサンに喝を入れられた気分で公園をあとにした。
( 次回は ー 相続 耕耘機も遺産だから ー )