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中学生

2024-02-19 21:16:09 | 詩や俳句

     

半里もはなれた

かたいなかに

町のごみごみした

雑音がとんでくる

これだから

さぞかし町の夕ぐれは

うるさいだろうな

    11月5日

 

脱穀の音がきこゆる

    遠くを走る電車といっしょに

      11月14日

 

   秋雨

しとしとと

雨が落ち葉をたたいてる

ぽつんと雫が

屋根からトタンに落ちた

そのしゅんかん

雨はやむ

又、きこえてくる

雨は強くなってきた

  11月15日

 

我いわく 人間とは 頭なり

 人間は考えることがだいじなのだ

   11月15日

 

   遠き物 近きもの

私たちのまわりには

いつもなにかおちている

とおくに近くに

いろいろなものがおちている

   11月15日

 

  空から

空高く雲が飛ぶ

山のかなたから

こっちに向かって

白い白い

綿のような雲が

山はかすみ

ぼうっとしている

田は地はだを

見せ

麦の芽が出て来た

そばのいちょうは

ぎんなんをつけ

黄色にかがやいている

   11月16日

 

  きく

このあいださした

きくがまださいている

あのときはまだ

つぼみだったのも

葉は枯れかかっている

花をそばによせると

きくのにおいが

ぷうんと鼻をつく

もしこの

花のにおいを取り去って

しまったらどうだろうか

きっと

からの箱のようであろう

からの箱とは

おもてむきはいい

しかし中心となるものがないのだ

中心のものがなければ

表むきだけである

又 花を

取りさってしまったらどうであろう

花はなく

ただがくの上にめしべとおしべが

あるだけである

においがただよっている

これは中みだけである

中みだけでは

何もなりたたない

花のみ力をうしなって

しまうのだ

やっぱり

表て向きと

中のものがなけ

ればならないのだ

   11月16日

 

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