読書家でもなんでもないのだけど…
先ごろ、作家の村上春樹(64)さんの公演と公開インタビューを
まとめた、中国新聞の記事を興味深く読んだ
以下は私のひとり言。。。
村上さん64さいだったんだぁ
「ノルウェイの森」がベストセラーになったのは、
子育てに忙しい頃で、一応、読んでみたが
さっぱり理解できなかった。。。な。
そのとき、「村上春樹は私より若くて外国に住んでいて、
斬新で、難しく、わたしの頭では到底理解できない」
というイメージがインプットされたままになってたんだぁ
なので(64)と知って、ちょっと親近感がわくわぁ
兄と同じ団塊世代じゃわ
気骨のある人が多いよね、
別の意味でめんどくさいオトコともいう(笑)
新作の多崎について
『僕も似たような経験をしたことはあるし、
何が人の心を傷つけるのかはだいたい分る。
人はそういう傷を受けて、心をふさいで、
時間がたつと少し開いて、ひとつ上に行くことを繰り返しながら成長する』
音楽について
村上さんは午前中はだいたいクラシックを聴く
それも寝る前に翌朝聴く音楽を用意するそうだ
若いころは朝から晩までジャズ。
文章もそのジャズのリズムで書くそうだ
私は寝るための音楽を用意するんだな
音楽を聴きながら寝ないと眠れんなぁ
音がないと、布団の中で、あれこれ心配ごとばかり浮かぶw
今夜はケンタくんの♪『シークレットドライブ』
村上さんはこうも言う
『僕の本を呼んで泣きましたと言う人が時々いるけれど
僕は笑いが止まらなかったと言われる方が嬉しい
悲しみは個人的なところに密接につながっているが、
笑いは関係ない。やっぱりユーモアの感覚が好き』
そうなんだな~
同じ歌を聴いて泣けるひと、
泣けないのはむしろ、深い悲しみを知ってるからかもな~
ユーモアはいい。。ユーモアに救われる
最後の村上さんの言葉
『本当に嬉しいのは、待って買ってくれる読者がいること。
「今回はつまらない、がっかりした。次も買います」みたいな人が好きです。』
↑
あはっ、このユーモアが好きだわぁ
『つまらないと思ってもらってけっこう。
このみに合わないことはもちろんある。
ただ、理解してほしいのは、手抜きなしに書いている。
もし今回の小説が合わないとしても、
村上は一生懸命やっていると考えてもらえるとすごくうれしい』
うん、うん、とうなずきながら
わたしの中で、村上さんの言葉が
いつの間にかケンタくんに変わっていたよw
みんなそれぞれ、好みっていうものがあるもの
告白すれば、フラメンコギターよりアコギが好き!
これはしょうがない、ないしょだけど
このみを譲れない自分に引いてまうw
そこが悩みの種になるし
ケンタくんはいつも一生懸命やっている!!!
ケンタくんを応援するのは、このみだからじゃなく
ケンタくんという青年に出会ってしまったからじゃね
ありゃ、村上春樹さんからけっきょく
ケンタくんになってもうたなぁ
文ガクも音ガクも人を感動させる
28さいのミラクルを起してほしいな。