昨夜 カシシ工房エスペランサさんからメールで田植えのお誘いが
来ました。あのエスペランサさんが田植え!!! これはよほど辛い事が
あったのかも・・・いやいやあったに違いない! というわけで野次馬
じゃなく心配で田植え体験に急遽参加することにしました。
不耕起栽培の田なのでぬかるんでいませんが指で穴を開けて苗を
植えなければなりません。参加者は名古屋から来た子供たちと親子
そしておっさん2人。縄の目印に合わせて植えていきます。
大きなカメラを3台で写真を撮っているエスペランサさんにどうしたんで
すかと聞くと「田植え楽しそうやから」と返答が。その明るさに事の深刻
さを察する敏感な私。
時間がたつと子供たちは飽きてきてかえるを捕まえたり水遊びを始めた
りします。私は初の田植え体験の新鮮さと職人根性で田植え機になって
います。
いつの間にかエスペランサさんは田んぼから上がって写真を撮りつつ
脇に生えている桑の実をもぐもぐしています。「・・・・こ、根性無しがぁ」
湧き上がる感情を抑えながら「田植えに集中すると自然と己と対峙す
ることになってしまう。今の彼にはつらいかも・・・」と考え直します。
田植えが終わり後片付けが終わるとエスペランサさん「お疲れ、またね!」と
明るく撤収。あれっ? 辛いことは??いやいや人間辛すぎると逆に明るく振舞う
ものなのかもしれない。きっと辛いことがあったはずだ!じゃないと私の日曜日・・・。