日本は待ったなしの巨大な課題をいくつもかかえている。おそくも2013年夏には衆院選がある。それまでに解決の
方向を打ち出せず、選挙後も混乱が続くようだと、大変な事になる。
課題の第1は、社会保障改革と一体となった消費税増税だ。実施の時期はともかく、その方向を決断することだ。
税収が歳出の4割しかないような状況を長く続けられる筈がない。
安全保障では、今回の防衛計画の大綱が示した南西重視の方向で防衛力の増強を進める事だ。
もう一つは、国際経済にもう一度チャレンジャーとして参加すること、いわば新しい「開国進取」だ。農業を改革し、
環太平洋経済連携協定(TPP)に参加し、打って出る。
これらの事を日本の改新のために北岡東大教授は提言している。いずれも急を要することだけに政府、与野党は
真摯に検討に入るべき課題ではあると思う・・・・