セリーグも最終戦が多くなるなかで昨夜の巨人ー横浜戦はドラマがあった。前半は横浜が村田の2本のホーム
ランで2-0で横浜がリード、8回に巨人4番の阿部がホームランを打ち、9回に進み横浜は得点なしで最後の
攻防戦、横浜のストッパー山口が緊張の為かヒットを打たれ味方のエラーもあり制球を乱し無死満塁となる。
ここで打者が矢野にまわると躊躇なく原監督はベンチから立ち代打に長野を指名球審に伝える。
満員のスタンドは大歓声、首位打者の長野は2位のマートン(阪神)との差が3厘差だったため原監督があえて
出場見合わせ、阪神の情報が刻一刻入ってきてもう影響ないとみて代打に起用したようだ。
今季初の代打であったが自身のことよりも5回から投げている内海に勝ち星がつけばと強い気持ちで打席に
入ったようだ。結果は逆転満塁さよならホームランとなり、内海は感涙にむせんで長野と固く抱き合った。
プロ野球史上8人目、巨人では40年目となう快挙rのようだ。しかも最終戦でしめくった。
CS戦はすべて相手チームのホームグランドだが原監督は最後の観客に対する挨拶で必ず東京ドームへ
戻ってくると力強く話した。(日本シリーズは東京ドームで行うことを言外に)